【浜松市】はままつフラワーパークに新花壇「はなのはら」誕生・花の見頃などをご案内!
浜名湖花博2024開催前に、はままつフラワーパークに新しい花壇「はなのはら」が造られました。
そう聞くと「新しい花壇って園内のどこにできたの?」と気になる方もいますよね。
そこで、2月18日に行われた第2回 舘山寺総合公園Dayで「新花壇ガイドツアー」に参加した私が、新しい花壇「はなのはら」の場所も含め、花壇に咲く花や見頃など気になる疑問点を、分かる範囲でご案内します。
2024年3月下旬から浜名湖花博2024が開催されます。
会場は、はままつフラワーパークと浜名湖ガーデンパークの2か所で、前者が3月23日(土)から後者は4月6日(土)からそれぞれ始まります。
新しく造られた「はなのはら」の場所は、ウェルカムガーデンから大温室へ反時計回りで行く途中にあります。
目印は同園のマスコットキャラクター「ふらまる」のモザイカルチャー。
「はなのはら」は、ふらまるのモザイカルチャー後方です。
「新花壇ガイドツアー」では花壇を監修した小倉珠子氏による説明がありました。
それによると、はなのはらは「花壇」ではなくて「ガーデン」で、宿根草(しゅっこんそう)をメインにし、一年中花が咲くよう色々な種類を植えたそう。
宿根草は多年草とも呼ばれ、一度植え付けると毎年花が咲く植物のこと。
パンジーやネモフイラなど毎年植え替えが必要な一年草と異なり、株分けで増やすことができるんですよ。
説明時のパネルもカラフルに塗り分けられていて、この先がとても楽しみ♪
宿根草は一年草よりも芽出しが遅く、それに伴い開花も遅いので5~6月にピークを迎えます。
そのため今は一年草で色付けがされています。
「新花壇ガイドツアー」参加時は、一年草のパンジーと宿根草のプリムラ(さくら草)などが咲いていました。
ところどころに見えるツンツンとした葉は、芽出しした多年草のアムソニア・フブリヒティ(アムソニア・フブリックティー)です。
この花の見頃は初夏~盛夏で、花色は薄いブルー。秋には葉が黄金色になり秋の花壇を色どります。
浜名湖花博2024が終わった後も楽しめますね。
2月半ばはご覧のように少し淋しい感じでしたが、花博が始まる3月下旬になれば宿根草のシラー・シビリカ(シラー・シベリカ)やチューリップなどが彩り華やかに。
4~6月は目まぐるしく花が移り変わるので、どの花博会期中はどのタイミングで来園してもOK。
ガーデン内の通路は緩やかなカーブを描いています。
大温室への行き帰りに、ぜひ歩いてくださいね。
なお、アスファルトの通路を隔てた対面に見えるのは、藤の花のトンネルです。
そうそう。写真撮影スポットももちろんあります。
白いベンチに腰を掛け、はままつフラワーパークに来た思い出に1枚いかが?
白いベンチの辺りは少しだけ高低差が設けられています。
背丈の長い草花を背景にした、素敵な写真が撮れそう。
ではここで、はなのはらに咲く花を少しだけご紹介。
チューリップの後はカマシアやアリウムが続きます。
カマシアの見頃は4月下旬~6月上旬にかけて、アリウムは4月中旬~6月にかけて。
アリウムの花はインパクトの強い形状なので、名前を聞いてピン!と来なくても、実際に花を見れば「ああ」と頷くかも。
球根植物の見頃が終わりを告げる5月には、青紫色をした涼しげなキャットミントの花が。
そして6月中旬にはガーデン全体的の背丈が伸び、黄色っぽい色に変化。
7月には花穂が長いリアトリスが、その後、ヤブカンゾウやワレモコウ、キキョウ、オミナエシなど日本の草花が見頃を迎えます。
秋になれば、ススキなどの穂が面白い植物も。
はなのはらは、以前からあった花壇をリニューアルし造られました。
白いベンチや一部の植物は残したまま、新たに高低差を設けたり通路や植え付ける草花を変えたり。
年間を通して花が楽しめるサステナブルなガーデンとなったのです。
また交代で花が咲くことにより、ミツバチや蝶など、さまざまな生き物がやってくる生物多様性も体感可能。
はままつフラワーパークの新しい花壇「はなのはら」へ、ぜひどうぞ。
<施設情報>
施 設 名:はままつフラワーパーク
住 所:浜松市中央区(旧西区)舘山寺町195
開園時間:季節変動制につき公式サイト参照
入 園 料:季節変動制につき公式サイト参照
休 園 日:なし ※12月29日~31日は施設点検のため休園 ※2024年3月11日と3月21日、22日は浜名湖花博2024の開催準備のため臨時休園
駐 車 場:あり(有料・1台200円)
公式サイト:はままつフラワーパークの公式サイト (外部リンク)
はままつフラワーパーク園内の春~初夏にかけての様子を知りたい方は、こちらをご覧くださいね▼