森木大智、前川右京、中川勇斗 飛躍の2年目が始まる!《阪神ファーム》
プロ野球はそれぞれ本拠地でのオープン戦が本格化している3月初旬。ファームもキャンプ後すぐに春季教育リーグが始まっています。阪神は3日からナゴヤ球場での中日3連戦に臨みました。
初戦は毎回の18安打を放って9対4で勝ち、2戦目は先発の桐敷拓馬投手が5回1安打(7三振)無失点と好投したものの、1対2のサヨナラ負け。きのう5日の3戦目は、B・ケラー投手ら5人の完封リレーと山本泰寛選手の2打点で2対0の勝利、2勝1敗でした。
週明けは7日が近畿大学、8日は立命館大学との練習試合があり、11日と12日はオリックス2連戦。14日と15日にソフトバンク2連戦(タマスタ)で教育リーグが終わると、いよいよ2023年のウエスタン・リーグ開幕!17日からの広島3連戦(鳴尾浜)でスタートです。
日中の気温もどんどん高くなり、ワクワク感が増してきました。お客様の声援やトランペット演奏が解禁になった甲子園のオープン戦。コロナ以降に入団した選手にとっては初めてのことだし、他の選手もやっぱり嬉しいでしょうねえ。
今回も、沖縄県うるま市で行われた阪神ファームの春季キャンプで取材した内容をお送りします。先日出した、こちらの記事も参考になさってください。→<春季キャンプinうるま 訪問記>
うるまの方も序盤にはドラフト1位の森下翔太選手をはじめ、ルーキー7人全員がいたので取材陣も多かったみたいですね。昨年2月の安芸キャンプでも、ドラフト1位の森木大智投手や同4位の前川右京選手らが連日、取材を受けていたものです。
あれからもう1年ですか。今回うるまで久しぶりに出会った彼らは体も雰囲気も、また後輩に語りかける様子も頼もしく感じられました。きょうは、そんな2年目の選手たちについてご紹介します。まず森木投手から。
◆森木大智投手 春はすぐそこ!
森木大智投手(19)は昨年10月のフェニックス・リーグで首の張りが出たため、別メニューでの練習が続いていました。今キャンプでは、2月9日に捕手を座らせての投球を再開すると順調に投球数を増やし、25日のブルペンでは100球を投げてキャンプを締めくくっています。その日に聞いたコメントをどうぞ。
ブルペンで100球を投げたのは今キャンプ最多で、ブルペン入りは5回目という森木投手。5回で球数も増やしていって?「はい。20、30、50、80、100です。刻んで」。あら、刻んだんですね。「はい、刻みました(笑)」。きょうは100球投げようと?「はい。一応、リハビリのメニューでもあるので、それで上げました」
変化球もかなり投げていたような。「前の前ぐらいから、変化球を入れながらやっています。3か月ぐらい投げていなかったので、状態的に前と比べてどういう感じになってるのかと。まあ落ちていることは理解しているので、どれくらいできてるのかなって感じです」
この日投げた変化球はカーブ、スライダー、フォーク、ツーシームでした。自身での感覚は?「まだまだ突き詰めていかなくちゃいけないのはあるんですけど。バッターも立ってもらいながら、いいボールも多々あったので、その感覚をどんどん増やしていければいいかなと思います」
特に練習したのは?「カーブ、フォークですね」。去年と変えてみたことはありますか?「フォーク、カーブはあんまり変わらないですけど、他のツーシームとかのボールと、どれくらい差があるのか、トラックマンを見ながら。横幅の数値だったりをもう一度ちゃんと把握して、そこからまたやっていければ」
ブルペンに入ってすぐ「トラックマン、いいですか?」と言って使い始めた森木投手。1球ごとに画面を確認、トレーナーさんと話をしながらのピッチングでした。
「自分の感覚と、キャッチャーとのセッションで、実際どれくらいかっていう。数値がよければ…たとえば数値が大きかったらいいってわけじゃないんですけど、バッターから見てどうかという反応と、僕の感覚と数値を照らし合わせながらやっています」
トラックマンはいつから使っている?「球団に去年もあったんで、見ながらやっていましたけど。やっぱり定期的にというか毎回ブルペンへ入る時に自分の状態が数値で出るので、そこの擦り合わせっていうのはやっぱりシーズンを通して大事かなと思います」
毎回?「前回はなくて、見られなかったんですけど、基本ある時はとにかく撮るっていうのはしています」。便利な時代になりましたねえ。「ああいう道具があって、使って損はないと思うので、どんどんやっていこうと思います」
このキャンプで数値を比べたりも?「ケガをする前と比べてボールの軸が、だいぶ縦軸っていうか、いいボールがいってたので。シュートするのも少なくなって、強いボール、バッターの手元で一個伸びるボールが増えてきたんで、そこはいいかなと思っています」
福原忍投手コーチとは、どんな話を?「福原コーチは基本的に、しっかりコースにラインを出していくっていうことだけですね。フォームもそうですけど、とにかく無駄をなくして出力を上げていく、っていう形でよく言ってもらっているので、そこは変わらないですね」
新しい自分と向き合って
100球投げて疲れは?「結構50球くらいでバテてはきていたんですけど(苦笑)。最後のところで、やっぱり試合でも上げなくちゃいけないところがあると思うので、自分の中では上げたつもりだったんですけど…まだまだ出力は追いついてこないことがあった。もっともっと練習しなくちゃいけないなと思いました」
1年目に比べて気持ちの余裕は?「いやいや、余裕なんてないです!本当に3か月やっていないと体自体も変わっているから。そこは新しい自分との出会いもあると思うので、しっかり突き詰めて新しい自分と向き合ってレベルアップしていきたいと思います」
いい言葉ですねえ。新しい自分との出会いと向き合い。順調に予定通りきていると言えますね?「そうですね。ただ順調にきている時は一番、ケガの再発が危ないので。そこは、慎重すぎてもダメですけど、大胆にいくところは大胆にいかなきゃいけないと思います」
投げながら、球種やコースをコールしていた森木投手ですが、バッターボックスに福原コーチが立っていた時に「インコース、スライダー、ボール気味で」と言って投げたら真ん中に。「うわ、ストライクやん!」と自分で突っ込んでいましたね。
「はい(笑)。イメージ通りじゃない時はそうなっちゃうんで。ゲームだったら、あれが命取りになる。そこはやっぱり練習でやっていかないと」。受けていたブルペン捕手の鈴衛祐規さんが「甘~い!」と。甘い球は打たれる?「いや、もう経験済みなんで。同じことはしたくないです」
インコースの練習をかなりしていましたか?「そこは課題なんで。左バッターに対してはいけるんですよ。でも右バッターに対してはやっぱり難しいところもあるので、とにかくそこを」
最後に「昨年みたいに大騒ぎされない分、落ち着いて練習できるのでは?」と尋ねたら、ちょっと笑って「そうですね」と答えた右腕。そして「また騒いでもらえるように頑張ります!」と、いい笑顔を見せながら去っていきました。
「順調、順調」と監督
同じ日、和田豊ファーム監督に森木投手の話を伺っています。「腕は普通に振れてきているけど、まだちょっとバラつきというか、投げはじめはいいんだけど数が増えてくるとバラつく傾向があるので、そこらへんのフォームの修正。投げ込んでいかないと解決しないと思うんで」
そして「まあ100球投げられるまで来たというのが収穫、段階を踏みながらも前に進んでいるなという感じはするよね」と納得の表情でした。50球くらいで、いったんバテたと本人も。「そういうとこだよね。そこは投げ込むことで体力がついてくるんで。きょうの段階ではしっかり投げられていた」
5回のブルペン入り、最多100球というのは順調?「順調、順調。あとは制球であったり、何でバラつくかは本人もわかっているから、1球1球チェックしながらやっているんで。もう少し投げ込みながら、そこらへんは修正していけば」
もうフリーやシートに投げられるところまで来ている?「本人の感覚もあるから。これを何回か続けたいか、(それとも)もういけますよ、なのか。本人の感触と、一番は気候がね。故障明けなので。普通の状態でここまで来ているわけじゃないから、最後で焦ってぶりかえすことのないように」
フリーバッティング、シートバッティングを経て、いよいよ実戦登板という段取りですね。今月中に見られるのではないかと楽しみにしています。
◆前川右京選手 守備も解禁!
次は前川右京選手(19)です。ことしは宜野座組メンバーに選ばれていたものの、左肩コンディション不良のためキャンプイン直前の1月30日に、うるま組スタートが決まりました。バッティングは問題なく、豪快な当たりも飛ばしていたのですが、守備はキャンプ終盤まで保留。
そしてキャンプ打ち上げ前日の2月26日、全体練習のシートノックに合流。ここからスローイングも解禁になったわけですね。また、その日の個別練習ではサードの位置で捕球、送球はせず投げる直前までの動き。
ノックをした工藤隆人外野守備走塁コーチによると「きょうからシートノックに入って、いい球を放っていましたよ。個別ではシートノックで飛んできていないところの球や、いろんな角度からの打球を捕る練習で」という話です。
守備が解禁された前川選手は、その日の帰り際に「全力で投げられるんで、これから普通に入っていく感じです」と言っていました。
まだ全力での送球ではなかった?「あまり力まずに、8割くらいの力でいい球が投げられるように練習しています。これからもシートノックとか入っていくと思うので、そこは問題なくやっていけるかなと」と回答。
投げた感覚は?「全然悪くなかったけど、1球だけ浮いてしまった球があったので、ああいう球をなくして、なるべく下に、胸付近からしっかり投げられるようにしたいと思ってます」
個別練習では、投げる直前までの確認を?「そうですね。打球を捕ってから、そこまでのフォームの入りと、いい体勢で入るというのをやっていました」
最終日もシートノックに入って、今度は全力で?「力まず、いい球を投げるくらいで。100%でいって(また悪くして)しまったら…。いい力感でしっかり投げたいと思います」
魅力の打撃も微調整中
打つ方でも、この日のシート打撃で二塁打。「今はいろいろ試行錯誤している時なので、フォームをいじったりもちょっとあるんですけど。肩も治ってきているんで、あとは向こうに帰って、試合を重ねて結果を残していけるように。」
フォームで試行錯誤してるところは?「構えの姿勢の位置と、前傾していたのでそれをもう一回まっすぐにするのと、グリップエンドの高さをちょっと微調整している感じです」
グリップの高さ、24日の練習試合(日本ハム戦)ではもう少し低かったような…。「そうです。今まで、肩のラインより下だったんですけど、ちょっと上にしてやってみたりとか。いろいろ試している。もうちょっと、いろいろ試しながらやっていきたいと思います」
教育リーグに向けて。「結果を出していかないと1軍にも上がれないと思うので、結果を残すためにいろいろ考えながらやっていきたいです」
守備も?「そうですね。肩も治ったので、打ってしっかり守ってアピールしたいなと思います」
というわけで、3日から始まったファーム春季教育リーグの中日戦(ナゴヤ)に出場している前川選手。初戦はDHでしたが、翌4日は6回裏からライトで出て、3度ほど守備機会あり。きのう5日は5番ライトで先発出場、5回まで守ってブライト健太選手のフライを2つ捕っています。
うるまキャンプで話を聞いた際、最後に「1軍のメンバーも活躍しているので、負けないようにしっかり食らいつきたいと思います!」と言って締めくくったのが印象的でした。阪神OBの方々も「前川はすごい!」と口を揃えるバッティングを、ことしはぜひ1軍の試合で見たいものです。
◆中川勇斗選手 飛躍の年に!
宜野座組に10日ほどいたキャッチャー2人、藤田健斗選手(21)と中川勇斗選手(19)は2月26日からうるま合流となりました。でも朝の集合時に監督やコーチ陣、チームメイトに挨拶する様子がとても楽しげで、それに2人ともすごくいい表情だったのが印象的に残ったため、それを和田監督に聞いています。
「そうだね。いろんなものを吸収して。まだ“帰ってきた”というんじゃなくて、こっちの練習に参加しているということだからね。やっぱり顔つきも変わっている。それを生かしてほしいよね、いい経験をさせてもらったので」とのことでした。
岡田監督もほめていた中川選手が、その26日のシートでホームランも打ったことには「持ち味は打てるキャッチャーということで。こっちの練習に岡田監督が来ていただいた時、中川のバッティングが目にとまってね。向こうでの練習は見ていないけど、顔を見たらわかるというか、明らかに変化があったなと」と和田監督。
そして「スポンジのように何でも吸収しようという思いでやって、1軍の空気を吸わせてもらった。そこで終わりじゃない。それを今後にいかに生かすかは本人次第。そこで区切らないで、もう一回ね。落ちてきたわけじゃない。また呼んでもらうこともあるのでね。絶対に生かしてほしい」と期待を込めています。
中川選手はキャンプ後、岡田監督から“強化指定選手”として指名されました。ファームで数多くマスクをかぶらせ、しっかり育てるということでしょう。さっそく3日からの教育リーグ・中日戦でも2試合が先発マスク(中盤まで出場)、1試合はDHでフル出場。1戦目は初回の犠飛を含む2打数1安打1打点です。
手応えを感じたキャンプ
では、うるまキャンプの最後に聞いた中川選手のコメントをご紹介します。
1軍キャンプに呼ばれて10日間で得たものは何ですか?「梅野さん、坂本さんの姿を見て、やっぱりキャッチャーが引っ張っているというか、そういう引っ張る姿をすごく感じて。先輩、後輩関係なく、キャッチャーは引っ張るもの、というのをすごく感じました」
2人から何かアドバイスされた?「アドバイスはそんなにないですけど、姿で感じました」
青柳晃洋投手の球も受けたんですよね?「自分の持ち味であるキャッチングが、あんまりうまくいかなかったので…。1軍の一線級で活躍されている方の球は、また伸びと強さが全然違った。青柳さんの球を受けたのはいい経験になったというか、今後につながる練習ではありました」
具体的にどういうところを直していこうと?「タイミングが少し、キャッチングする時に遅い。早く(ミットを)出したら、早くボールもつかめるんで、そこのタイミングのズレを修正していきたいなと思います」
岡田監督が打撃も評価していますね。「バッティングは僕の長所でもあるので、そこをどんどん伸ばしていって、1軍で通用するバッティングをしていけたらいいなと」
うるまに戻ってすぐ、シート打撃で馬場皐輔投手からホームラン!「久しぶりの実戦(形式での打席)だったので、まずは強く振ろうということを意識して、ああいう形になりました。しっかりボールも見られているので、今は順調かなと」
どういうことに取り組んだキャンプ?「自分は足の使い方が下手くそなんで。下半身の使い方と、それをボールに伝えるということを特に意識して1か月やっていました」
手応えはあった?「(ホームランになった)あの当たりも、下半身でしっかり粘れてバットが出てきたので。ああいう形を多く打てるようにしていきたいなと思います」。どんなふうに?「ステップしてからの、下半身の体重移動。それを重点的に」
2年目のキャンプを振り返ってください。「まだまだ自分の課題はスローイングなので、シーズンに入っても、うまくなっていきたいですし、バッティングも正確性を目指して、どんどんやっていきたいです」
◆桐敷拓馬投手と岡留英貴投手
年齢は違いますが、桐敷拓馬投手(23)も同じく2年目ですね。宜野座から2月25日にうるまへ合流となり、アップから次へ移行する際に動きがわからなかった模様。渡邉雄大投手が声をかけました。「桐敷、友だちいる?」。桐敷投手「いないです」。渡邉雄投手「俺も友だちいないから一緒にやろ」。桐敷投手「はい」
この会話にスタンドで見ていたファンの方々は爆笑です。友だちいる?いない。俺もいないって(笑)。つまりキャッチボールの相手がいるかどうか、いないなら一緒にやろうってことなんですよ。
渡邉雄投手はうるまキャンプのムードメーカーでしたね。大きな声で盛り上げたり、みんなにちょっかいを出して笑わせたり。きっと合流したばかりの桐敷投手が1人だったので、あえて声をかけてくれたのでしょう。自分のキャッチボール相手が既にいたとしても。
これで一件落着のはずが…実は桐敷投手はこの日、サブグラウンドの方で行われる投内連係のメンバーだったので、キャッチボールからサブグラウンドへ行かなくてはならなかったのです。メイングラウンドでキャッチボールを始めようとして「ルールがわからん!」と言いながら走っていました。
もう1人、2年目の岡留英貴投手(23)と気候の話を。うるまキャンプにお邪魔した2月23日は腕が真っ赤に日焼けするほど暑く、24日の名護もそんな陽気だったのに夕方からスコールがあって、気温が急降下。そして25日は朝から晩まで10メートルの風が吹く曇天で震える寒さ。
沖縄出身の岡留投手に、これは寒すぎると訴えたところ「沖縄は日によって全然違いますね。風ですよ、風。ここは特に強いので」と解説してくれます。なるほど、うるまは風が強いんですねと言ったら「…たぶん(笑)」と。憶測かいっ!と笑っちゃいましたよ。
ことしは宜野座組でスタートしたキャンプですが、2月18日の練習試合で制球を乱して翌日にうるまへ。来年はずっと宜野座で過ごしたいですね。「もちろんです!」。オープン戦の登板を目指して。「はい、頑張ります!」。悔しさは人一倍あるでしょうけど、明るく答えてくれました。
◆埼玉武蔵・町田隼乙選手
最後にもう1人、2年目の選手をご紹介しましょう。ただし阪神ではなくルートインBCリーグ・埼玉武蔵ヒートベアーズのキャッチャー、今回のうるまキャンプに参加していた町田隼乙選手です。
今はまだ19歳で4月3日に20歳を迎える、高校を出て2年目の選手。森木投手や前川選手、中川選手とは同学年になりますね。神奈川県秦野市出身で185センチ、85キロと素晴らしい体格。ブルペンにいてもすごく目立っていました。
同い年でもある森木投手の球は、今キャンプのブルペン5回中3回受けたそうで、ラストだった25日にも片山捕手、栄枝捕手に続き、最後は町田捕手がキャッチしています。終わると2人で何か言葉を交わし、森木投手が肩をポンポンと叩く仕草も。
練習後に少し話を聞けました。NPBのキャンプ参加は初?「初めてです。去年はまだ高校生で…」。あ!そうか。ことしがBCリーグ2年目なので、1年前はまだ卒業間近の高校3年生ですよね。森木投手が2度目のキャンプだから勘違いしてしまって…すみません。
キャンプの感想を尋ねると「一瞬でした!」とキラキラした笑顔。それから「めちゃくちゃ、いい経験をさせてもらいました」と言います。いろんな投手の球を受けることはもちろん、練習の手伝いをしたり、みんなと話すことも楽しかったみたいです。
また山崎憲晴打撃コーチにスローイングの仕方を教わったとか。バッティングではなかったんですね。「ちょっと投げ方がよくなくて。気になっていたので聞いてみました」。誰もが経験できる機会ではないので、有効に活用できて何よりです。ぜひ今シーズンに生かしてください。
来年もまた会えたら嬉しいと別れ際に声をかけたら、すぐに返ってきたのはこんな言葉でした。「はい!できれば選手として来たいです!」。目指すのはNPB。楽しみに待っています。
<掲載写真は筆者撮影>