台風13号900hPaに発達 猛烈な勢力で沖縄へ
【台風13号900hPaに 猛烈な勢力で週末沖縄へ】
台風13号は沖ノ鳥島の南東海上を西北西に進んでいます。
台風はこれまで海面水温の高い海域を進んでおり、4日正午現在の中心気圧は900hPa、中心付近の最大風速は60m/sに達しています。
今後は高気圧の縁に沿って進路をやや北寄りに変え、猛烈な勢力を維持したまま、7日(金)から8日(土)にかけて沖縄・先島諸島(宮古島地方・石垣島地方・与那国島地方など)に最も接近し、大荒れの天気となる恐れがあります。
現在の進路予想では沖縄本島地方は暴風警戒域をギリギリかすめるかというところです。沖縄本島地方から台風の中心がやや離れて通過しても海上は台風からのうねりが入り波が高くなる為、沖縄本島地方でも海のレジャーは要注意です。
夏休み中の沖縄は離島を楽しみたいと沖縄本島から宮古島・石垣島などの離島へ行く方が多くいらっしゃいますが、台風接近に伴い7日(金)は那覇空港や離島を結ぶ便に影響が出る恐れがあり、空や海の便の情報に注意が必要です。
【台風13号は最盛期に】
台風13号の雲は日本の南海上で周辺の雲を巻き込みながら発達しています。
台風の眼がはっきりとし雲の分布が中心付近にきれいにまとまっており、台風は発達のピークを迎えている様子がわかります。
【特別警報は出るの?】
台風等を要因とする特別警報の沖縄地方の指標は、中心気圧”910hPa以下”または最大風速60m/s以上です。
今の所、沖縄に接近する際は特別警報基準をやや下回る予想になってはいますが、まだ進路予想や発達具合には幅があります。
特別警報の基準に達しなくとも、猛烈な勢力を維持したまま暴風を伴い、先島諸島(宮古島地方・石垣島地方・与那国島地方など)に接近・直撃する恐れがあり、今後の情報に警戒が必要です。
去年、沖縄には全国初の台風を要因とする特別警報が発表されています。