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作った服が破れたりヘロヘロしないように布を補強できる素材を使ってみよう

コスプレ衣装を作るときは、普通の衣装とは全く違うシルエットだったり、布の端が切りっぱなしだったりするよね。
またボタンの穴が裂けたりしないように補強のために貼ったりします。
初心者は材料費を節約するために接着芯を省略する人もいるのですが、接着芯は理由があって使用するものです。
見栄えに直結する場合もあるので、接着芯は省略したら駄目な材料です←これ重要。
接着芯は後で貼ろうとしても綺麗に貼れないので、綺麗なものを作りたかったら、接着芯を貼ると書かれた場所には接着芯を貼ってください。

接着芯は張りを出すだけでなく、裏に貼ることで、接着剤が繊維を固定するので、ほつれにくくする効果もあるんです。

芯の土台の違い

接着芯には土台が、織物、ニット、不織布の物があるよ。

織物はニットに比べ張りがあるので、シルエットをかっちり仕上げたいジャケットの前身頃の裏や、ビスチェなどは織物の方が相性がいいと思います。

ニットは織物に比べ柔らかいので張りを出しつつも折ったりしたときに角を出したくないとき等におすすめです。
普通のブラウスなどの襟や、見返しなどはニットが相性がいいと思います。

不織布は折らずに作られたシート状の土台で、厚みによって張りが全く違います。
土台の厚みの薄いものを生地の裏などに貼るとほつれにくくなるので布を切って模様を作る時などに貼るといいです。
厚めの不織布芯は、紙を折った時のように角が出来るものもあるので、襟などに使うとカクカクになる場合があります。

洋服以外だと帽子やバッグの芯などがあります。
固くて張りがあるのでナポレオンカラーとか大きく立ち上がった襟など、普通の接着芯だと張りが重力に負けそうな時にも使えます。

薄地、厚地用の芯の違い

接着芯は薄地用、普通地用、厚地用と分けて売られていたりします。
これは接着剤の量の違いだそうです。
薄い生地に厚地用を貼ると接着剤が多すぎて表まで染み出して、シミになる事があります。
逆に厚地に薄地用を貼ると、作る物によっては接着力が足りずはがれてきたりする事もあるそうです。

なので、特に薄地は厚さに応じた接着剤の量の物を選ぶといいですよ!

接着芯の貼り方

洋裁好きを増やし挫折する人を減らすのをライフワークとして、世界一やさしい洋裁教室を目指してネットで服や布小物の作り方を公開しています

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