【酷道マニアのポルシェ】#26 ポルシェ911(991.1)カレラ 前期モデルならではのサウンド
先代997型から乗り換え
ポルシェ911カレラ(991.1型)にお乗りの29歳フォトグラファー、福井さん。
福井さんがこの2015年式911を購入されたのはおよそ2年前のこと。
その前にはこの一世代前にあたる、997型のカレラ4Sに乗っていたと言います。
昨今の中古車相場の高騰を受け、前愛車である997型は買った時より100〜200万円ほど高く売れたのだとか。
それを元手に現在の愛車を手に入れたと語ります。
楽しめるRR 自然吸気の気持ちよさ
以前の愛車は四輪駆動であったのに対し、今回は後輪駆動です。
「安定しすぎ」であった前愛車と比べ、この991はRRらしい危なっかしさもありながら電子制御のおかげで安心して楽しめるとのこと。
991型は後期モデル(991.2型)からターボ付きが基本になりましたが、福井さんが乗る前期モデルは自然吸気エンジンである点が特徴です。
自然吸気ゆえポルシェならではのフラット6サウンドがより楽しめるのも前期を選んだ決め手なのだとか。
サウンドシンポーザーと呼ばれる機能により、排気音をシャシーに反響させて車内に取り込まれ、気持ちのよいサウンドが耳に入ってきます。
ポルシェで酷道を走破 グラマラスなボディも魅力
福井さんの最近の趣味は、ポルシェで酷道を走ること。
一度走ってみたら意外と走れてしまい、すれ違う車の反応が面白くてハマってしまったのだとか。
泥だらけの未舗装路でも飛び石などは気にせず楽しみますが、終わった後の洗車が大変だと語ります。
運転させていただくと意外にも取り回しやすく、サイドミラーに映るグラマラスなリアボディが印象的でした。
各年代にそれぞれの良さがあり、それぞれにファンがつくというポルシェ911、その片鱗を味わわせていただきました。