【東御市】10月22日(日)15時開始 秋空映える宿場町でキツネの嫁入り行列
江戸時代の嫁入り行列を再現する「キツネの嫁入り行列」。
新潟県津川地区に伝わる伝承に由来するお祭りで、現在では京都の高台寺など各地で行われています。
この「キツネの嫁入り行列」を模したイベントが東御市の海野宿で10月22日(日)15時から行われます。10月といえばハロウィンで盛り上がる季節ですが、和テイストで非日常感を楽しむのも面白そう。
海野宿のキツネの嫁入り行列
海野宿で行うのは今回が初の試みで、近隣近所から集った着物好き30名がキツネに扮して江戸の街並が残る宿場を練り歩きます。
花嫁役と留袖姿の行列は、滞在型交流施設うんのわから白鳥神社までの約600メートルをキツネの振りを交えつつ歩きます。
着物レンタルと着付メイク付きの参加申し込みは定員に達したため閉め切っていますが、当日は着物を着て行列に飛び入り参加することもできます。
見学は自由なので、思い思いの装いで一緒に盛り上がってはいかがでしょうか。
行列のゴールとなる白鳥神社の御神木も紅葉がはじまっています。
※当日は通行規制などないため車の往来にご注意ください。
アートな秋の海野宿
行列が歩くのは県道18号と千曲川の間にたたずむ北国街道の宿場・海野宿です。江戸時代の建物と明治以降の家並みが続く街道を舞台に「キツネの嫁入り行列」が行われます。
海野宿では11月11日まで開催している「天空の芸術祭」のアート作品が展示中。ドウダンツツジも色づきはじめ秋の雰囲気が漂っています。
毎月開催中の着物イベント
「キツネの嫁入り行列」は毎月開催される「古民家の集い」というイベントから生まれました。「着物を着て、循環型の暮らしに触れ、健康で楽しい暮らしの情報交換」を目的に、滞在型交流施設うんのわで開かれている「古民家の集い」では、着物の普及も兼ねて着物レンタルと着付けのサービスを500円で提供しています。
私も実際にワンコインの着物レンタルを体験してみました。
数十年ぶりに着る着物でしたが、洋服の上から羽織る和洋ミックスのコーディネートだったので気楽に楽しむことができました。興味ある方はぜひお試しください。
今回は、江戸の街並みを舞台に行われる「キツネの嫁入り行列」と、毎月開催される着物イベントをご紹介しました。着物好きな方、箪笥で眠っている衣装を久しぶりに着てみたい方などお出かけになってはいかがでしょうか。
キツネの嫁入り行列
開催日程:10月22日(日)15時から
問い合せ:かふぇどうや(090-4390-6466)
古民家の集い
開催日程:毎月第3土曜と日曜 10時から16時
問い合せ:かふぇどうや(090-4390-6466)
開催場所:海野宿滞在型交流施設うんのわ
営業時間:10時から16時 水曜定休
住所 〒389-0518 長野県東御市本海野1013
TEL 0268-71-7552
メールアドレス unnowa@tomikan.jp
海野宿へのアクセス
(車)上信越道東部湯の丸ICから約10分
(公共交通)しなの鉄道大屋駅から徒歩25分
駐車場 海野第1駐車場(普通車29台)、海野第2駐車場(大型車5台 普通車60台)、海野第3駐車場(大型車15台)