【福島市】福島駅前通りに展示中の「プレバト!!」スプレーアートに限界まで近寄ってみた
2023年8月より、福島駅東口駅前通りの仮囲いにアート作品が飾られているのをご存じでしょうか?
2022年夏に東口の再開発が本格化し、「百貨店・中合」や「ホテル辰巳屋」が入っていたビルの解体工事が始まりました。安全対策のための仮囲いがビルを取り囲んだことで、駅前通りの街並みは殺風景な印象に……。駅前を歩く学生や地域の方からは「店も減って、寂しくなっちゃったね」という声も聞かれるようになりました。
そこで、福島駅前を盛り上げるためにTUF系列の番組「プレバト!!」の番組内の企画で、芸能人の方々の手によって制作されたのがこれらのスプレーアートなんです。
私もプレバト!!は大好きな番組でよく見ているので、テレビごしでしか見られなかった作品を間近で眺めることができて感激です!
それぞれの作品に近寄ってじっくり観察してみました。
光宗薫さんの作品。ふんわりとしたグラデーションが優しい。スプレーでこんな表現ができるなんて驚きです。
森下リオさんの作品。りんごの形をした赤べこの体の一部なのですが、りんごの光沢の表現が美しいです。グラデーションが繊細!
レイザーラモンHGさんの作品は、アニメ調の勢いがある線ですね。赤べこモチーフのバイクに乗った福島市のキャラクター「ももりん」が描かれています。
南海キャンディーズ しずちゃんさんの作品。赤べこに扮した梅沢富美男さんが描かれています。笑顔がど真ん中の構図には迫力があります!
日向坂46 金村美玖さんの作品。赤べこや起き上がり小法師、桃、こづゆなど、福島の特産がポップな色合いで描かれています。何ともいえない起き上がり小法師の表情がかわいらしい。
スプレーアートのKAZZROCK先生のお手本と見比べてみるのも楽しいですね。
笠松将さんの作品。「Welcome to Fukushima」など、色々なメッセージが描かれていてにぎやかな作品です。
また、同じ通りでは、工事期間中の賑わいづくりの取り組みとして、福島学院大学生・福島東稜高校の生徒19名によるオリジナルアート作品の展示も。
展示に一体感を出すために、プレバト!!のスプレーアートと同じサイズのキャンバスを使用し、再開発工事現場の仮囲いをフォトスポットに変身させているそうです。
どちらの取り組みも、福島駅前に賑わいを生み出すための取り組みで、週末にはこの展示を見に多くの人が訪れています。
作品をテレビ画面越しで見るのと、近寄って見るのとでは印象が全然違います。ぜひ実物はご自身の目でじっくり見てもらいたい!
アート作品の展示は、今年度いっぱいの2024年3月末頃までの予定とのことです。芸能人の皆さんや学生らによる心のこもったアート作品を見に来てくださいね。
設置場所:福島駅東口駅前通り
設置期間:2024年3月末頃までの予定