適応障害のとき、”実は”『間違い』な対処とは!?
こんにちは、精神科医しょうです。
私は普段、精神科での外来を行い、インスタでHSP気質を持つ人々に対しての発信活動も行なっています。インスタにも遊びにきてね(外部リンク)
そこで時々、こんなことを耳にする事があります。
「もしかしたら私は適応障害かもしれません」
「どうやって対処すれば良いのでしょうか」
このように適応障害かもと思い悩む方は多く、それに対しての対処を知らない方も多いんです。
知らないだけであればまだしも、間違った対処をしてしまっている方も少なくありません。
そこで本日は適応障害とはどんな病気かをお伝えして、間違った対処法について解説していきますね。
この記事を読んで欲しい人
- 適応障害かもと悩んでいる人
- 適応障害の間違った対処法をしている方
この記事を読むメリット
- 適応障害についてわかる
- 適応障害の間違った対処法がわかる
この記事の信頼性
- 普段の精神科での外来診療に加え、インスタで6万人以上のHSP気質のフォロワーさんと関わりのある精神科医しょうが発信します。
適応障害とは
適応障害というのは明らかなストレス因に反応して起こります。その症状としては気分の落ち込みや、不眠から体の症状まで多種多様です。
例えば職場の人間関係がうまくいかなかったり、職場の労働時間が長すぎたりするなどのストレスを感じて、さまざまな症状が出ているケースは適応障害が疑われます。
適応障害はストレス因から離れたり、ストレス因を調整することによって良くなっていくケースが多いんです。
そのため、先ほどのケースだとうまくいかない人間関係から離れたり、職場の長時間労働を減らしてもらったりするなどすると改善していくんですね。
適応障害で”実は”間違いな対処とは
適応障害で間違いな対処法とは、結論から言うと「ストレス因を我慢すること」なんです。
もう少し深堀りしていきましょう。
適応障害は明らかなストレス因に反応して起こる様々な症状とお伝えしました。
そして、その明らかなストレス因から離れることによって良くなっていくんです。
逆を言えばストレス因から離れない限りは良くなっていかないんですね。
「我慢していればそのうち良くなるかな」「環境が変わるまで我慢して待とう」と言う方が時々いらっしゃるのですが、それはお勧めできません。
むしろ我慢し続けていると、状況は悪化したり症状も悪くなってしまうことだってあるんです。
そのため、適応障害にあったら、積極的にストレス因から離れたり、調整したりするように積極的に動きましょう。
もちろん全てをあなた自身でやる必要はありません。会社であれば人事課や産業医の先生などと相談して調整してもらうことも可能ですし、1人で抱える必要はありませんからね。
最初から薦める選択肢ではありませんが、最終的には転職したり引っ越したりするなど、ストレス因から離れる手段はありえます。
何より1人で抱えて我慢しすぎないようにしてくださいね♪
まとめ
本日は適応障害とはどんな病気かをお伝えして、間違った対処法について解説していきますね。
いかがでしたか?
もしこの記事を読んでいて、ストレスに対して我慢している方がいるのであれば要注意です。
あなたが生きやすくなる環境は必ずあります。だから1人で抱えて我慢しすぎないようにしてくださいね♪
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