JR赤間駅北口から歩いて3分、赤間駅前郵便局のななめ前にカフェがあります。

ここは「あふりかふぇ＋（プラス）」で現在、期間限定コラボレーションカフェとして営業しているのです。

フレンチのシェフが宗像産にこだわった食材で、アフリカのテイストを融合させた料理を提供してくれるというので、ワクワクしながら行ってみました。

◇「あふりかふぇ＋」店舗外観

アフリカ大陸がデザインされた看板が素敵です。

店舗前に駐車スペースがあります。

「あふりかふぇ＋」のななめ前に赤間駅前郵便局が見えていて、その前はセブンイレブンなので、とてもわかりやすい場所です。

◇「あふりかふぇ＋」の店内

ドアをあけるとシックな色合いのテーブルセットが整えられていて、落ちついた雰囲気です。

壁にはアフリカンテイストのアートが飾られ、店内を明るくしています。

ところどころに配置されたアフリカンスタイルの小物が、エスニックな雰囲気をただよわせていました。

入って左手はカウンター席で、そのおくが厨房になっているようです。

窓ぎわの席にすわると、宗像日の里天然水とフレッシュハーブティーのいずれかをサービスしてくれるといわれました。

宗像の農家がそだてたフレッシュなハーブを使ったハーブティーだときき、迷わずそちらをいただくことにします。

最初のこの瞬間から、食材へのこだわりを感じました。

◇バラエティ豊かなメニュー

あふりかふぇ＋では「ユーロアフリカンキュイジーヌ」がコンセプトのアフリカのテイストを加えたフランス料理が楽しめるランチタイム、パリを感じるティータイム、「モツ」料理が味わえるディナータイムとバラエティ豊かなメニューが楽しめます。

本日はランチメニューから選ばせてもらうことにします。

◇キッシュランチコース

入り口のブラックボードに書かれていた「あふりかれー」も気になりましたが、やはりアフリカンテイストのキュイジーヌにひかれて「キッシュランチコース」（税込1,900円）をいただくことにします。

このキッシュを味わってみたいのです。

本日のスープ

宗像産の野菜たっぷりのポタージュです。

＊ゴボウ
＊新玉ねぎ
＊ナス
＊トウガン

4種の野菜が互いのじゃまをせず、おいしさを引き立て合いながら、やさしいあじわいを組み立てているようなスープです。

メインプレート

＊前列右に置かれているのはキッシュ
ズッキーニとカリフラワーそしてスイートコーンのキッシュで、チーズの風味がきいて野菜のうまみがよくわかりました。

＊キッシュの左側はじゃがいものグラタン
薄くスライスしたじゃがいもが、ミルフィーユ状に重ねられたフランス風のグラタンで、チーズとガーリックがマッチしていて、歯ごたえを感じるグラタンになっています。

＊スイートコーンのマカロニ
マヨネーズ味で箸休め的な料理です。

＊パテドカンパーニュ
豚肉を使ったパテでフランスの伝統的な家庭料理だそうです。
香辛料が適度にきいてスパイシーでクセもなく、肉のうま味を感じます。

＊ラタトゥイユ
野菜がしっかりと煮込まれて、いい味を出しています。

＊ハリッサの鶏肉の煮込み
「ハリッサ」というアフリカの調味料を使って鶏肉を煮込んだものですが、やさしい薬膳のかおりを感じる、いかにもエスニック料理らしい一品です。

＊中央にサラダ
中央にあるサラダは「コリンキー」という生食できるカボチャだそうで、クセがなくシャキシャキとした食感に鮮やかな黄色が美しい野菜です。
そばにオクラがそえられています。

シェフのていねいな説明を聞きながら7種類の料理を少しずつ、じっくりと味わいながら、おいしく完食しました。

デザート＆コーヒー

デザートは「アーモンドのブランマンジェ」宗像産あまおうイチゴのソースかけです。

ほのかなアーモンドのかおりのブラマンジェに、甘酸っぱいイチゴソースがマッチして、満たされた胃の中に溶け落ちていくようです。

サイフォンでいれたブレンドコーヒーは、かおり高く苦味のおさえられた、食後にピッタリの一杯でした。

カフェランチをいただくつもりで気軽に立ち寄った「あふりかふぇ＋」ですが、気がつくと本格フレンチのコース料理で、気持ちもおなかも満たされていました。

エスニックな風味ただようフレンチは、新鮮な味わいに驚きの連続です。

赤間駅近くでランチが食べたくなったら「ユーロアフリカンキュイジーヌ」を体験されてはいかがでしょう。