暖かい陽気に誘われて、市内の桜の名所を巡ってきました。今回は上市之瀬地区にある高峯山 妙了寺の桜の様子をご報告。

県道108号県民の森公園線を伊奈ヶ湖方面に上って行く途中、過去記事で紹介しましたリルマフィンさんの手前に「日蓮宗 高峯山 妙了寺」はあります。駐車場は20台近くありますが、桜の季節は大変混雑しますのでご注意ください。

山門正面。こうして見ると坂の傾斜が凄いですね。

誰もいない静かな境内。これから平日でも大混雑することでしょう。

まだわずかですが咲き始めていました。

妙了寺は、日蓮宗総本山の身延山久遠寺に比肩する格式で「裏身延」とも言われ、徳川家との繋がりもあるほどの寺院だったようです。しかし、昭和24年に大火災に遭い大部分を焼失してしまったそうです。桜も当時の1/3になってしまったとのことでした。

ソメイヨシノはまだ蕾固く。

大火事で焼失してしまったとはいえ、境内には立派な桜の木が沢山植っています。

枝垂れ桜の蕾も色付き始めて緩くなってきていました。

こちらは6年前の妙了寺の夜桜です。日中だと人混みで落ち着いて撮影できないので、夜桜撮影の機会が多くなる筆者です。ただ、夜間は安全面や近所迷惑等に十分に配慮しないといけません。

開花まであと少し。暖かな陽気に誘われて、名刹の桜を心穏やかに鑑賞されてみてはいかがでしょうか？