柿は「皮ごと食べて下さい!」料理人からのお願い!【その理由とは?】
こんにちは、板前のぱぷちゃんです!
いきなりですが、皆さんは「柿」を食べるとき、皮を剥きますか?それとも、皮付きのまま食べますか?
これは私の体験談になります。小学生の頃、私は東京に住んでいたのですが、給食で出た柿は皮が剥かれていました。しかし、その後北海道に移り住む事になり、学校で出た柿は皮付きの柿でした。
この事を思い出して、もしかすると地域によって「食べ方」が異なるんじゃないのかと!!
「皮付きで食べる地域」と「皮を剥いて食べる地域」
今回は柿の「皮」にスポットライトを当て、皮付きで食べるメリット・デメリットを徹底解説しようと思います。
では、いってみよ〜う!!!
皮にはどんな栄養素があるの?
まず、皮にはどのような栄養素が潜んでいるのでしょうか?
栄養素を無駄なく摂取する。これが皮を食べる上でこれが最大のメリットになるではないでしょうか?
皮には大きく分けて4つの栄養素があります。1つずつ詳しく、見ていきましょう!
①カリウム
→体内の余分な「塩分」を排出してくれる効果があります。高血圧の方やむくみが気になる方にオススメの栄養素となっております。
②βカロテン
→体内でビタミンAに変換されるため、皮膚や粘膜の健康維持にとても役立ちます。
③ビタミンC
→柿はビタミンCは超豊富に含まれています。なんと、柿を皮ごと1個食べれば、1日分のビタミンCをまかなう事ができます。
④タンニン
→タンニンはポリフェノールの一種です。そして、タンニンには抗酸化作用があり、これにより、胃の粘膜を守り、アルコールの吸収を遅らせ、お酒を飲んだ後の胃もたれを防ぐことが出来ます。
いかがでしょうか?見て分かる通り、皮には嬉しい栄養素が沢山含まれています。
栄養豊富とメリットはわかったのですが、逆に注意点は無いのでしょうか…?
皮ごと食べる際の注意
注意点はズバリ…あります!!
それは「よく洗う」事です。
柿の皮には農薬などが付着している可能性があります。そして、洗う際のコツを1つお教えします!それは…
「水」でなく「ぬるま湯」で洗いましょう!
また、お家に「重曹」がある方は重曹を使えば、より安心でしょう!
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