木々の向こうには一つ森公園、その隣にある秋田市上北手。こちらの地域にひっそりと佇むスポーツスポットで、ボルダリングを体験しました！

小学生から中学生までのスクールがあり、体験教室などが充実。初めての方でも不安は瞬く間に冒険心へと変わる「TO-DOクライミング」をご紹介します。

こちら「TO-DOクライミング」のオーナーと店長は幼馴染のお二人で、何気ない場での会話から「やろう！」と、既存の建物をリフォームして実現したスポーツ施設です。

クライミングのベテラン者でもあるお二人が手掛けるこちらの施設は、本格設備が魅力の総合クライミングジム。初心者から上級者まで対応しており、室内の「ボルダリングウォール」には4種類の壁が揃い、「リードウォール」など、様々な課題が用意されています。

今日は、店長さんが挑んだ海外でのロッククライミングの映像を見せていただきました。大きな岩壁に挑む姿を見ているうちに、「私もいつか自然の岩場に登ってみたい！」なんて夢まで膨らんできました。

全国大会にチャレンジする子供や、仕事帰りにふらっと寄る常連さん、友達同士で楽しむグループ、親子で挑戦する家族。みんなが自分のペースで、自分なりの"壁"に挑戦しています。

ボルダリング体験では、最初は不安がありましたが、基本的な動きやルールを教えていただき、さっそく実践。

立ちはだかる壁を越えていけると信じて、

さっそく見事に落下・・・。

マットがあり痛くはありません。ハマるように楽しいです！体の使い方がわからない分、力で何とかしようとしますが、すぐ力尽きてしまう。

つかむところ（ホールド）は、握れるホールドと握れないホールドがあり、握れないホールドは指をひっかける感じで非常に大変！しかし、できたことは体が喜ぶ！運動不足の方には特に体験していただきたい楽しさがあります。

角度があるコースはさらに大変で、腕と指がプルプルになり、自分の運動不足を実感したのと同時に、チャレンジをする楽しさを思い出しました。普段の仕事では感じられない感覚ですし、リフレッシュもできたように思えます。

今回は、初級コースの「ピンク7級」と「黄色５級」を体験させていただきました。

そんなときに印象的だったことがあります。ふと施設内を見わたすと、男性クライマー6人と小学4年生だという女の子の姿。2年程の経験があるそうです。真剣なまなざしで、掴むところを探り、コースのポイントを探りクリアして壁を登っていく様子に目を奪われました。

両手両足それぞれがホールドを捉え、カラフルな凸凹が散りばめられた壁面で、どこかで聞いたことがある、「まるで蝶が羽を広げたような美しい姿勢を描き出している」かのようでした。

こちらのクライミング施設には2回通い2回とも４年生の女の子と同じ時間にあたりました。そして2回目当日の次の日（2024年10月19日土曜日）は、東京での全国大会に出場するとのこと。今日はそのための調整に来たそうです。この日は、若きクライマーの姿が持つ、期待と可能性というものを目の当たりにできたような貴重な日でした。

【イベント情報】

外岩体験会「2024年10月27日（日）」

5周年記念コンペティション「2024年12月予定」

店長「高い所は怖いですけど、当たり前のことで、クライミングは、つかむ・ひっかける・バランスをとるなどコースのポイントを考えながらクリアしていく達成感を味わうことができます。それは冒険心であり、さらに難易度の高い課題に挑戦していくことで、技術の向上も図ることができます。また、定期的に開催されるコンペティションやイベントもありますので、腕試しの場としても、クライミング仲間との交流の場としても貴重な機会ですし、大人も子供も楽しめます。ぜひ、一度遊びに来てください。」

壁を見上げながら、誰もが笑顔で次の目標を探している。それが、TO-DOクライミングの一番素敵なところかもしれません。私はここで新しい趣味の扉を開きました。きっと、あなたの「できた！」という瞬間は、みんなで一緒に喜びあえる。こちらはそんな空間だと思いました。

「壁を登る」それは奥深いクライミングスポーツ。多様なスタイルと活気あるコミュニティが特徴的で、チャレンジ精神や充実感、達成感を体感できると思います。運動不足解消から本格的なトレーニングまで、みなさんの目的に合わせて楽しめる環境が整っています。