【秋田市】よき昭和の温もりが今も息づいている「寿屋」愛され続けている「ぽてとまんじゅう」
お世話になっております。
今回は、子供の頃に食べたことがあり、懐かしさを感じたお店におじゃましたので、ご紹介いたします。
秋田市御野場にある和菓子店「寿屋」は、創業以来、訪れる人々の心を和ませ続けています。
「焼き菓子」と看板商品の「ぽてとまんじゅう」が並べられ、懐かしい雰囲気の店内。
ショーケースには「チョコレートまんじゅう」、そして、職人が使用していた木型も並べられていました。
ご主人は有名和菓子店で修業を積んだ腕利きの職人。一方、奥さんは家事をこなしながら店番を務めています。
※「ぽてとまんじゅう」は毎日30パック限定です。
看板商品である「ぽてとまんじゅう」
ご主人が中学校を卒業後、すぐに和菓子店に弟子入りしたそうです。そちらの工場長が引退をする際に、当時はまだサツマイモを使った和菓子がなかったこともあり、「サツマイモを使ったこういうのはどうだろう?」と提案を受けたそうです。信頼している師匠の想いを受け継ぎ、ご主人は独自に試行錯誤を重ねて改良を加え、サツマイモ(ベニアズマ)を使い素材本来の味を大切にした「ぽてとまんじゅう」を完成させたそうです。
販売当初から人が人を呼び、口コミで「ぽてまん!」と広がってきたようです。
(見たことがあるロゴでしたので、見た目からも懐かしい感じがしました。)
たっぷりのサツマイモと白餡で練り上げた大きな餡が、ふわっとした薄皮に包まれいます。
芋の繊維が感じられ、白餡をベースに芋の風味がしっかりと味わえました。甘すぎず食べやすくておいしいです!私は、ひんやり冷たい「ぽてとまんじゅう」を食べましたが、少しレンジで温めてもおいしいとのこと!
追加で、和と洋を楽しめる「チョコレートまんじゅう」¥180円(税込み)こちらも注文しました。
素朴に焼き上げたおまんじゅうに、なめらかなミルクチョコレートの組み合わせ。
口の中でふんわりとくずれるおまんじゅうと、ミルクチョコレートの風味は、愛されるおいしさ。
食べてみて改めて思いましたが、どちらとも安い!驚きました。差し入れやおやつに最適で、子供や家族へのおやつに購入するお母さんなど、日常の生活に寄り添うような存在です。
また、奥さんは「できるだけ長くお店を続けていきたい」と話していました。
時代の流れとともに、変わらぬ味と温かみを守り続け、その秘訣は、「分量やカタチの決めたことを変えないこと、何よりお客様とのつながりが大切」だと。
帰り際に「ぽてとまんじゅう」をお土産にと無料でいただきました。(おいしくいただきました!ありがとうございます。)
「寿屋」には昭和の温もりが今も息づいています。
すべて手作りの和菓子に込められた職人の技、そして何より、お客様への感謝。想い合える関係。それらが一体となって、ファンの心の拠り所となっています。
ご体調の関係や仕入れの関係もあり、個数には限りがあります。「売り切れている場合は申し訳ありません」と、今日もお店を開いています。
【お店情報】 寿屋 (ことぶきや)
郵便番号:〒010-1424
住所 :秋田県秋田市御野場5丁目1−12
電話番号:018-839-7063
営業時間:8:30~18:00
定休日 :月曜・日曜の午後
駐車場 :有
※「ぽてとまんじゅう」は毎日30パック限定です。