【蕨市】サイクリングの日!自転車の乗り方と交通ルールを楽しく学べる「大荒田交通公園」に遊びに行こう!
本日5月22日は、”サイクリングの日”なのをご存知ですか?
サイクリングの日とは?
「サイクリングに対する関心と理解を得る」ことを目的に、公益財団法人日本サイクリング協会が創立45周年を迎えた2009年に制定した記念日。
サイクリングの日にちなんで、蕨市にある「大荒田交通公園」をご紹介します。
大荒田交通公園は、実際の道路さながらのコースで、子どもが交通ルールを覚えながら楽しく自転車の乗り方を練習できると市民から親しまれている公園です。
3月にリニューアルオープンした大荒田交通公園
令和6年3月22日にリニューアルオープンした大荒田交通公園。
路面舗装されたことに加え、幼児広場ができたり、新しくなった管理棟に授乳室が設けられたりと、親子でより安心して遊べる公園になりました。
リニューアルに伴い新設された2台分の駐車場は、次に該当する方が利用できます。
・障がいをお持ちの方
・ケガをされている方
・妊婦の方
・ベビーカーを持参する方
管理棟にいる担当者に駐車場を使用したい旨を伝えると、対応してくれます。駐車場の利用に事前予約は不要です。
子ども用の自転車とヘルメットは無料で借りられます
管理棟入口にある「自転車貸出申請書」に、名前や年齢などを記入するだけで自転車とヘルメットを借りられます。
大荒田交通公園を訪れた時、自分で申請書に記入している子どもの多さに驚きました。「早く自転車に乗りたい!」と管理棟に走ってくる子どもの姿が印象に残っています。
貸出用自転車の台数は約50台。十分な台数の自転車が用意されています。
公園管理人の保坂さんが「土日祝日は、100人以上の子どもが自転車に乗りに来てくれる」と教えてくれました。タイミングによっては、自転車が不足することもあるとのこと。
休日に大荒田交通公園を利用する際は、早めの時間がおすすめです。
自転車は、サドル(椅子)の高さや空気圧、ブレーキの効きをチェックしてから渡してくれます。しっかりと点検された自転車で練習できるのも大荒田交通公園の魅力です。
自転車貸出について
◆対象年齢:小学校3年生まで
◆貸出時間:10時~15時45分(16時までに返却)
◆月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)は貸出なし
交通ルールを覚えながら楽しく自転車の練習ができる
大荒田交通公園の自転車コースは、信号機や標識、横断歩道などが整備されており、交通ルールを覚えながら自転車の乗り方を覚えられるのが特徴です。
赤信号でちゃんと停車する子ども、子どもと一緒にコースを回りながら交通ルールを教えているお母さんの姿を目にし、大荒田交通公園が、”教育”と”遊び”の場として市民の生活に根付いていることが分かりました。
親御さんにお話を伺ったところ、『一緒に自転車に乗っている時に「赤は止まるんだよ」と教えてくれた』というエピソードや 「ブレーキを上手に使うようになった」といったお子さんの変化を教えてくれました。
大荒田交通公園は、子どもが安全意識を持つことにも役立っているようです。
蕨市の人身事故は「自転車乗車中」が3割以上を占める
蕨市では、昭和46年から5年ごとに「蕨市交通安全計画」を策定しています。
結果が公表されている第10次蕨市交通安全計画によると、蕨市内における期間内の交通事故死傷者数は884名。そのうち、全体の35%にあたる308名が自転車乗車中の事故によるものだったとのことです。
自転車は、私たちの身近にある乗り物である一方、身近であるがゆえに、”危険な乗り物”であるという認識が薄れてしまいがちです。
自転車の乗り方と交通ルールをセットで教えることは、子どもを自転車事故から遠ざけることにも繋がります。大荒田交通公園は、子どもに安全意識を持ってもらうきっかけ作りにも最適です。
まとめ
大荒田交通公園は、実際の道路を再現したコースで実践的な自転車練習ができる公園です。
「自転車の教え方に悩んでいる」「子どもだけで自転車で出掛けさせるのが不安」という親御さんは、ぜひお子さんを連れて大荒田交通公園に行ってみてください。遊びの中で、安全な自転車の乗り方が自然と身に付きます。
大荒田交通公園
◆住所|埼玉県蕨市南町2-3
◆自転車の貸出時間|10時00分~15時45分(16時までに返却)
※月曜日(祝日の場合は火曜日)の貸出はありません。
◆電話番号|048-433-4750
◆駐車場|あり(2台分) / 無料