ストレスから起こる「高血圧」に注意!-ストレスによる血圧への影響とは?-
ご覧いただきありがとうございます。
おがちゃん先生です。
今回は「ストレスと高血圧」について解説していきます。
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◎血圧ってなに?
そもそも血圧とは、血液が流れるときに、血管の内側にかかる圧力のことです。
基準よりも血圧が高い状態を「高血圧」、低い状態を「低血圧」といいます。
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血圧の調節には、身体の中の様々なシステムが関わっています。
- 心臓…心臓の収縮によるポンプ機能の変動によって、血圧も変動します。
- 血管…血管が収縮(縮む)と拡張(広がる)をすることで血圧は変動します。
- 腎臓…腎臓で尿をつくる時に、その成分が調節されることで血圧が変動します。
- 血液…血液量や濃度が変わることで、血圧が変動します。
- 神経やホルモンによる調節など
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◎ストレスと血圧の関係とは?
ストレスが続くと、交感神経が刺激(自律神経の1種)されます。
これにより心臓のギュッと収縮する力が強くなり、血圧が上昇します。
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また、ストレスにより副腎が刺激されて、コルチゾールというホルモンが分泌されます。
このホルモンの作用により、血圧を上昇します。
このように、ストレスから神経の刺激や、ホルモン分泌の変化が起こり高血圧となります。
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◎なんで高血圧は良くないの?
高血圧の初期は特別な症状はありません。
しかし放置すると、血管に負担がかかり、ボロボロ(動脈硬化)になってしまい、心臓・腎臓・脳など様々な臓器に悪影響を及ぼすことがあります。
このようにストレスは、高血圧を招き、様々な臓器に悪影響を及ぼすため、健康診断で「血圧が高い」といわれたら、特別な症状がなくとも、対策をしていくことが大切です。
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◎ストレス解消と血圧の管理
ここまで解説したように、ストレスは高血圧の原因となるため、ストレス解消が大切です。
その他にも下のようなこともおすすめです。
- 血圧の管理…ご家庭で、定期的に血圧の測定をしておくと良いです。
- 食生活の管理…特に"塩分の摂り過ぎ"は高血圧の大きな原因となります。
- 適度な運動…激しい運動は心臓への負担も大きいため、軽く息が切れる程度の適度な運動をしましょう。
- 趣味をつくる(リフレッシュ)…ストレスの蓄積は血圧を高くしやすいので、リフレッシュも大切です。
- 禁煙など
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ちなみにカリウム(アボカドなどに多く含まれる)は、ナトリウム(いわゆる塩分)の排泄を促進するため、積極的に摂ることがおすすめです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
参考になれば幸いです。