あなたも間違えているかも?「ふんわりラップ」の正しいかけかたをプロ主婦が教えます
あんなに暑かった夏も終わり、秋の気配を感じるようになってきました。あたたかいものが食べたくて、チルドの肉まんなどを家でチンして食べることも増えてきます。その際、ラップを「ふんわりかける」なんて、説明書きに書いてありますよね。そこで、正しい「ふんわりラップ」のかけかたを元家政婦でプロ主婦である筆者が解説します。
隙間を開けるのはNG!
「ふんわりラップをかける」というと、「まわりをピッタリさせないで、隙間を開けてかけるのかな?」なんて気がしてしまいます。「その隙間から蒸気を逃すんだよね?」なんて思うかもしれません。
じつはそれNGです! 蒸気を逃してしまっては、せっかくの水分が逃げてしまって、おいしくあたためられません。
まわりはピッタリ、上に余裕をもたせるのが「ふんわりラップ」
正しい「ふんわりラップ」は、まわりはピッタリと容器に密着させ、上の部分に余裕をもたせてかけること。こうすることで、蒸気が発生してラップが膨らんだ際に、破れることを防ぐのです。蒸気発生を見越して、その分の余裕をラップに持たせるのが「ラップをふんわりかける」の正解。
特に、深めの皿にラップをかける際、ピッタリ平らにかけてしまいがちです。ラップをかけた後に、少し引っ張って余裕を持たせてあげましょう。
「ふんわりラップ」は、上に余裕でまわりはピッタリ!
ふんわりラップは、上はふんわりと余裕を持たせて、容器に接するまわりの部分は隙間なくピッタリ。これが正解です。やってみてみてくださいね。
※電子レンジで液体を加熱するとき、沸点に達していても沸騰しないことがごくまれにあります。この状態の液体が、ちょっとした刺激で急激に沸騰を起こし、液体が激しく飛び散る「突沸現象」を起こすことがあります。やけどの原因になりますので、ご注意ください。
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※掲載当時の情報です。現在とは異なる場合があります。※個人の見解、体験を含みます。