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【名古屋市中区】生クリームたっぷり!昭和45年創業の老舗喫茶店『べら珈琲』で名物メニューを堪能@栄

Satoko_Okumaライター/ごま食堂(名古屋市)

地下鉄東山線・名城線「栄」駅、鶴舞線・東山線「伏見」駅から歩いて7〜8分ほど、広小路通沿いのビル1Fにある『べら珈琲 栄店』に行ってきました。

こちらのお店の創業は、昭和45(1970)年。50年以上の歴史を持つ名古屋を代表する老舗喫茶店の一つです。

木製の扉を押して中に入ると、いかにも老舗喫茶店!なレトロでクラシックな雰囲気。ふわりとコーヒーの豊かな香りが漂います。

額に飾られた絵皿やシルバーのシュガーポットなど、純喫茶好きな人にはたまらない空間です。

ブレンドコーヒーや紅茶、ココアやクリームソーダなど、喫茶店によくあるメニューはもちろん揃っていますが、やはり『べら珈琲』と言えば「名物べらウィンナー珈琲」580円(コーヒーが苦手な人向けに『ウィンナーティー』『ウィンナーココア』も)でしょう。

この日は朝10時頃の訪問だったため、モーニングセット付きです。ちなみにモーニングサービスの時間帯は、7:30〜11:00まで土曜・祝日もやっているので、ブランチがわりの軽食にもぴったりです。

「ウィンナーコーヒー」のクリームは、カップからあふれそうなほどたっぷり。カップをそっと持ち上げるだけでもこぼれてしまうほど。思わずスプーンですくって食べたくなってしまいますが…

メニューに書かれた美味しい飲み方を見ると【混ぜないでそのままお飲みください】の文字が。

1杯の珈琲で、三つの多彩な味を味わって頂けます。最初に濃厚な生クリームのなめらかさを味わい、一口すするごとに徐々に甘味が変化していき、最後のコクのある珈琲を味わって頂けます。  べらコーヒー栄店 メニュー表より

この説明を読んだら、スプーンですくったりかき混ぜたりするわけにはいきませんね。

モーニングはドリンク代のみで、黒糖パンの厚切りバタートーストとゆで卵orたまごペース付き。ほんのり甘い黒糖パンとバターのコクがよく合います。

小皿にたっぷりのたまごペーストは、そのまま食べるのはもちろん、トーストにのせて食べるのもおすすめです。

まずは、ほんのり冷たく甘い濃厚な生クリームを味わい、飲み進めていくうちに、クリームの間から徐々に流れこんでくるクリームと混じり合ったコーヒーの苦味が口に広がります。次第に甘さと苦さのバランスが変わり、だんだんとコーヒーのコクと苦味が前面に。まさに、味わいの変化を楽しめる一杯でした。

コーヒーの香りに包まれて、ゆったりと心地よいひとときが過ごせる『べら珈琲 栄店』。栄&伏見エリアでひと息つきたいときにおすすめのお店です。ぜひ、名物の「ウィンナーコーヒー」を味わってみてください。

店舗詳細

店名   べら珈琲 栄店
住所   愛知県名古屋市中区錦3-21-18 中央広小路ビル1F
定休日  日曜日
営業時間 7:30~17:30(LO.17:00)
電話   052-951-8658

ライター/ごま食堂(名古屋市)

名古屋市在住のフリーライター・大熊智子です。各種広告や企業広報を中心に【書く仕事】をしています。得意分野は、アート・医療・健康・地域文化・食・暮らしなど。取材・インタビューもお任せください。 また、『ごま食堂』の屋号で「食や自然を通じて、すこやかになる」をテーマに、料理教室やワークショップも開催。 グーグルマップなしでは目的地に辿り着けない方向音痴ながらも、趣味は散歩と町歩き。おいしい・楽しい・行きたくなる、名古屋の魅力をお伝えします。

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