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【京都市】中京区『桂小五郎』像が京都市役所の近くに!

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

桂小五郎(かつらこごろう)」という名前を「維新の志士」として一度は耳にしたことがあるはず。 長州藩士、のちに「木戸孝允」と改名して近代日本の礎を築いたひとりとされています。

その「桂小五郎」の像が、「長州藩京屋敷跡(長州藩邸跡)」にあります。

「長州藩京屋敷跡(長州藩邸跡)」とは、今の京都ホテルオークラがあるところ。

京都桂ライオンズクラブが結成30年を記念して1995年に「桂小五郎」像を建てたそうですよ。

剣術に秀でた才を持っていたといわれる桂小五郎は、とっても男前さんですね!桂小五郎(木戸孝允)は薩摩藩の西郷隆盛、大久保利通、とともに「明治維新の三傑」に数えられます。

高瀬川一之舟入の南側」から「御池通」までと、「河原町通」から「木屋町通」の一帯は、江戸時代初期に長州藩(山口県)毛利氏の藩邸が置かれた場所です。

「高瀬川一之舟入」は「高津商会」の小道具たちも活躍している「日本映画発祥」にも関わっている大切な場所でもあります(→過去記事 高瀬川沿い「日本映画発祥」に関与した『島津製作所』&桜を愛でる『一之船入』 参照)

蛤御門の変で朝廷、幕府側に敗れた長州藩は、この長州藩京都屋敷を燃やして京を後にしました。また「桂小五郎」は、芸者「幾松」とこの近くの高瀬川沿いに潜み、新撰組の追手から逃れたことで知られます。

このエリアでは数々の史跡が見られます。まさに日本の歴史を大きく変える出来事が起こっていたと思うと感慨深いですね!

桂小五郎像
〒604-0924 京都市中京区河原町通二条南入 一之船入町537番地の4

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。フォトジャーナリスト、写真映像家、音楽・イベントプロデューサー、特殊ツアープロデュース・ガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。日本映画の発祥時より美術に携わってきた”ジャパニーズハリウッド”京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深め世界進出を夢見る毎日。

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