9月も引き続きベストシーズンの軽井沢。「軽井沢マリオットホテル」では、2024年9月と10月の隔週日曜日限定で、ワインとチーズのペアリングを楽しむイベントが開催されています。ワインとチーズがお好きな方は、ぜひ記事をご覧ください。

NAGANO WINE Discovery ～Autumn Garden Apéro～

千曲川ワインバレーに位置する小諸市でNAGANO WINEを生産する「マンズワイン」の「Chikumagawa（ちくまがわ）」シリーズより、ホテルのソムリエ、的場隆史氏が厳選した3種のワインを、軽井沢で人気の「アトリエ・ド・フロマージュ」の3種のチーズとペアリングでいただきます。

1)さわやかなスパークリングワインと、クリーミーなカマンベール

最初のペアリングは「千曲川 シャルドネ ヴァン・ムスー ブリュット」と「カマンベール」。

繊細できめ細やかな泡と果実の豊かな香りを感じるさわやかな味わいのスパークリングワイン。

千曲川流域のシャルドネの特徴を活かすために重厚感の出る瓶内二次発酵ではなく、フレッシュな果実本来のアロマを楽しめる「シャルマ方式」を採用し、耐圧タンク内でゆっくりと二次発酵させているそうです。

ペアリングチーズは、こってりとコクのあるクリーミーなカマンベール。熟成するとうまみがのってくるそうです。アメーラトマトとローズマリーの香りにて、薄いクラッカーとともに。

2)すっきりと気品のある白ワインと、フレッシュな生チーズ

次に、白ワイン「千曲川 龍眼 2021」と生チーズのペアリングです。

絶滅寸前の「龍眼」というぶどうの品種の原木をみつけて接ぎ木により「マンズワイン」がよみがえらせたそうです。

「善光寺ぶどう」とも呼ばれる「龍眼」から造られたワインは、青りんごのようなすっきりとしたさわやかな酸味とともに、日本酒のような気品のある香りが感じられます。

合わせる生チーズは、「アトリエ・ド・フロマージュ」の製品第一号。熟成させないフレッシュでさわやかな味わいにて、はちみつやジャムを合わせるとデザートのようにいただけます。

味わいのペアリングはもちろんのこと、両社の思いがこもった品どうしのナイスなペアリングだと思いました。

3)軽やかな赤ワインと、コンテストで金賞・部門賞を受賞のチーズ

3つ目のペアリングはカジュアルな赤ワイン「千曲川 ルージュ 2020」と、ジャパンチーズアワード2016で「金賞・部門賞」を受賞した優秀なチーズ「ココン」です。

このワインは美しいルビー色。ベリーやハーブの香り、程よい酸味とタンニンがバランスよく感じられます。

熟成の過程にあるこのチーズは、パプリカ、長芋、にんじん、モロッコインゲンなどと合わされ、そのまま食べても、先ほどの蜂蜜をかけて合わせても、ワインとマリアージュさせてもおいしくて一番気に入りました。

トークセッションあり

マンズワイン小諸ワイナリーの森一馬氏と、ホテルソムリエの的場氏、及びホテルシェフの梅津氏によるトークセッションもあり、NAGANO WINEをより楽しめます。（アトリエ・ド・フロマージュの方は来館されません。）

この時は、あまり合わないワインとチーズでも、料理のソースやジャムなどをつなぎ（ブリッジ）として加えることでペアリングが楽しめるというお話を伺い、感激しました。

おわりに

このようなホテルのガーデンの涼しい日陰にて、長野産の3種のワインと3種のチーズのペアリングを楽しめるとはステキなイベントですよね。

このイベントに行ってみたい方は3日前までの予約にてぜひ！

軽井沢駅より無料のバス送迎あり。

取材協力：軽井沢マリオットホテル

※本記事制作にあたってはガイドラインに基づき公平中立に制作しています。