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ドジャースのフリーマンが第2戦に途中交代。右足首の状態が悪化!?

宇根夏樹ベースボール・ライター
フレディ・フリーマン/捕手はカイル・ヒガシオカ Oct 5, 2024(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

 10月6日、前日のディビジョン・シリーズ第1戦と同じく、フレディ・フリーマン(ロサンゼルス・ドジャース)は、「3番・一塁」として、第2戦のスターティング・ラインナップに名を連ねた。

 だが、前日と違い、途中で退いた。6回表の守備にはつかなかった。マックス・マンシーが三塁から一塁へ移り、フリーマンと交代したキーケー・ヘルナンデスが三塁に入った。

 第1戦は、5打数2安打。2本目のヒットを打った直後には、二盗も決めた。第2戦の1打席目は、三振を喫したものの、2打席目のライト・ライナーは、フェルナンド・タティースJr.(サンディエゴ・パドレス)の好捕によるアウトだ。スタットキャストによると、打球の初速は111.4マイル。フリーマンの代名詞とも言うべき、二塁打になっていてもおかしくなかった。

 5回裏が終わった時点のスコアは、1対3。ドジャースは、2点リードされていた。通常であれば、交代するタイミングではない。

 懸念されるのは、右足首の状態だ。フリーマンは、9月26日に一塁へ駆け込んだ際、一塁手のタッチを避けようとしてバランスを崩し、右足首を捻った。そこで試合から退き、レギュラーシーズンの残り3試合は欠場した。

 第3戦以降に出場できない場合――そうならないことを願うが――ドジャースにとっては大きな痛手となりかねない。

 これを書いている時点で、シリーズは、ドジャースの1勝0敗から、1勝1敗のタイとなりそうな気配だ。試合は8回裏まで終わり、パドレスが7対1とリードしている。

 ここからの2試合、第3戦と第4戦は、10月8日~9日に、パドレスの本拠地であるペトコ・パークで行われる。

ベースボール・ライター

うねなつき/Natsuki Une。1968年生まれ。三重県出身。MLB(メジャーリーグ・ベースボール)専門誌『スラッガー』元編集長。現在はフリーランスのライター。著書『MLB人類学――名言・迷言・妄言集』(彩流社)。

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