ドジャースのフリーマンが第2戦に途中交代。右足首の状態が悪化!?
10月6日、前日のディビジョン・シリーズ第1戦と同じく、フレディ・フリーマン(ロサンゼルス・ドジャース)は、「3番・一塁」として、第2戦のスターティング・ラインナップに名を連ねた。
だが、前日と違い、途中で退いた。6回表の守備にはつかなかった。マックス・マンシーが三塁から一塁へ移り、フリーマンと交代したキーケー・ヘルナンデスが三塁に入った。
第1戦は、5打数2安打。2本目のヒットを打った直後には、二盗も決めた。第2戦の1打席目は、三振を喫したものの、2打席目のライト・ライナーは、フェルナンド・タティースJr.(サンディエゴ・パドレス)の好捕によるアウトだ。スタットキャストによると、打球の初速は111.4マイル。フリーマンの代名詞とも言うべき、二塁打になっていてもおかしくなかった。
5回裏が終わった時点のスコアは、1対3。ドジャースは、2点リードされていた。通常であれば、交代するタイミングではない。
懸念されるのは、右足首の状態だ。フリーマンは、9月26日に一塁へ駆け込んだ際、一塁手のタッチを避けようとしてバランスを崩し、右足首を捻った。そこで試合から退き、レギュラーシーズンの残り3試合は欠場した。
第3戦以降に出場できない場合――そうならないことを願うが――ドジャースにとっては大きな痛手となりかねない。
これを書いている時点で、シリーズは、ドジャースの1勝0敗から、1勝1敗のタイとなりそうな気配だ。試合は8回裏まで終わり、パドレスが7対1とリードしている。
ここからの2試合、第3戦と第4戦は、10月8日~9日に、パドレスの本拠地であるペトコ・パークで行われる。