レジリエンス:折れない心で大人も子供もしなやかに生きるための心理学
人間は環境の動物だけれども環境を乗り越える
人間は環境の動物です。他の動物とは異なり、環境によって大きく異なります。様々な生活があり、働き者にも怠け者にもなります。劣悪な環境で育ち、人生を踏み外す人もいます。
大災害で、家や街を壊されるだけでなく、心が壊される人もいます。心の後遺症であるPTSD(心的外傷後ストレス障害)で、長く苦しむ人もいます。これは特別弱いわけではなく、人として普通のことです。しかし、大変な苦しみのあとで、かえって成長する人もいます。PTG(心的外傷語成長)です。恵まれない環境で育ったのに、素晴らしい人物になる人もいます。
同じような大変な環境でも、心が折れてしまう人と、その逆境を乗り越えられる人がいます。その違いは、「レジリエンス(心の回復力)」の有無が握っています。
今回は、レジリエンスとは何か、どうすればレジリエンスが育つか、そして逆境とは言えなくても日常的な困難をしなやかに生きていくための「エゴ・レジリエンス(レジリエンスの一種:柔軟性)」についてお伝えします。
大人も子供も、レジリエンスを伸ばすことができるのです。レジリレンスを持っていれば、子供も楽しく学校に行けて、授業にも積極的に参加できることが研究からわかっています。
レジリエンスとは何か
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