【名古屋市・昭和区編】名古屋の絶景桜名所3選〜桜と寺社仏閣のコラボレーション〜
先日、東京で桜の開花がスタートしました!昨年より暖かい日が続いており、少し早く本格的に春シーズン到来ですね。
自然が少ない印象の名古屋ですが、実は桜のお花見スポットがたくさんあり、1年の中でも春はもっとも美しい季節です。
そこで今回は筆者がオススメする桜名所を区ごとに3つ厳選してご紹介したいと思います。今回は昭和区編です。
名古屋を代表する桜名所「鶴舞公園」
名古屋市営地下鉄・鶴舞駅を降りてすぐの場所にある「鶴舞公園(つるまこうえん)」。名古屋で最初の公園として整備され、令和元年(2019年)には110周年記念を迎えました。
そんな名古屋を代表する公園である「鶴舞公園」ですが、名古屋市民にとっては、言わずもがな"お花見の名所"ですよね!公園の敷地の中には、およそ約750本のソメイヨシノが植わっています。
鶴舞公園の桜は、一本一本が大ぶりで見応え抜群!また公園の道を一歩外れるだけで、桜に包まれるような空間を楽しむことができますよ。公園の中央付近は、毎年お花見場所の争奪戦になりますが、入り口近くの場所であれば、ゆったりと場所取りをすることができます。
<鶴舞公園>
住所:愛知県名古屋市昭和区鶴舞1-1
電話番号:052-733-8340
アクセス:地下鉄・鶴舞駅から徒歩5分
桜の見頃:3月下旬〜4月上旬
一足早く満開の桜が見られる「香積院」
貞享4年(1687)に久屋町の豪商、味岡次郎九郎が一人娘の菩提を弔うために建立した「香積院(こうじゃくいん)」。なんと"源頼朝が建立した多聞寺の山門"が移築されています。
名古屋の中でも有名な早咲きの桜名所。名古屋の平均的な開花の一週間前ほど早く、山門の先に見事な「しだれ桜」が顔を覗かせます。香積院を象徴する春の風景です。
一本桜ですが、本堂の前に佇む迫力のある桜や、山門に寄りかかるような桜など、どこから眺めても美しい佇まい。青空とのコントラストも見事です。樹齢120年ほどの大樹が元気に花を開く様子には、何だか元気がもらえますね。
<香積院>
住所:愛知県名古屋市昭和区川名山町115
電話番号:052-832-2038
料金:拝観無料
アクセス:地下鉄鶴舞線・いりなか駅から徒歩10分弱。駐車場あり
桜の見頃:3月下旬
大仏様と五重塔、桜が共演する「興正寺」
八事のトレードマークと言える「八事山 興正寺」。江戸時代の開山以来、尾張藩2代目藩主・徳川光友公が帰依したことで、尾張徳川家の祈願所として篤い信仰を受けた名刹です。
そんな寺院は実は知る人ぞ知る桜名所。4月上旬になると、興正寺の境内には、約100本もの桜が咲き誇ります。本数自体は少ないものの、寺院との素晴らしいコラボレーションを見せてくれます。
境内の中心に立つ五重塔とソメイヨシノの共演。その傍には大仏様が鎮座します。まるで春の京都・奈良を思わせる絶景をぜひ鑑賞してみてください。
<八事山 興正寺>
住所:愛知県名古屋市昭和区八事本町79
電話番号:052-832-2801
アクセス:名古屋市営地下鉄・八事駅から徒歩すぐ
桜の見頃:3月下旬〜4月上旬