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【名古屋発】太平洋フェリー乗船体験記②|再発見!出発直後に楽しめる貴重な名古屋の夜景クルーズに

土庄雄平愛知深掘りライター(名古屋市)

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こんにちは!地域情報クリエイター(名古屋)の土庄雄平です。

名古屋から北海道へ行く方法としては、一般的に中部国際空港(セントレア)から新千歳空港へのフライトが主流ですが、もう一つ興味深いアクセス方法があることをご存知でしょうか?

それは、名古屋港から苫小牧港までを約40時間かけて結ぶ「太平洋フェリー」です。時間はかかりますが、国内最長のフェリー航路であり、ゆったりとした船旅を楽しみたい方にはぴったりの選択肢です。

そこで今回は筆者の太平洋フェリー乗船記として、何度かにわたって、その様子をお届けします。今回は名古屋フェリー埠頭出港時に見られる夜景についてご紹介!

19時に名古屋港を出発する太平洋フェリーは、太平洋を渡り苫小牧港へ向かいます。陸地に接近するのは出発と、仙台への経由時、到着の短い間だけです。

名古屋港周辺の夜景は、名古屋に住んでいる方でもあまり見る機会が少ないのではないでしょうか?名古屋港は正式には金城ふ頭に位置しています。

出発してすぐに目に入るのは、名港西大橋です。伊勢湾岸自動車道の東海ICから飛島ICの間にある3つの斜張橋の一つで、名港トリトンという愛称で親しまれています。他の2つは名港東大橋と名港中央大橋です。

このダイナミックな橋をくぐる瞬間はさながら、東京都のレインボーブリッジや、兵庫県の明石海峡大橋のよう。夜にはほのかな明かりに彩られ、幻想的な風景が広がります。

少し進むと右手には飛島ふ頭南コンテナターミナルが見えてきます。名古屋は工業都市としてのイメージが強いですが、実際には工場地帯は東海市や知多市の沿岸に広がっており、名古屋港周辺は物流拠点として重要な役割を果たしています。

耐震強化岸壁巨大なガントリークレーンを備えたこのコンテナターミナルは圧巻の迫力です。日本初の自動搬送台車(AGV)や世界初の遠隔操作式RTGを導入し、日本初の自動化ターミナルとしても知られているのだそうです。

これを過ぎると、沿岸に工場夜景を見渡しながら、三河湾から外洋(太平洋)へと入っていきます。伊良湖岬を過ぎると、完全に真っ暗に。

しかし同時に約40時間にもわたる船旅の始まりでもありますよ。

<太平洋フェリー>

https://www.taiheiyo-ferry.co.jp/

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愛知深掘りライター(名古屋市)

1993年生まれ、愛知県豊田市出身、同志社大学文学部卒。第二新卒を経験後、愛知へUターンをして、メーカー営業職とトラベルライターを両立。現在は、IT企業に勤務しながら、自然や暮らしに一歩踏み込む、情報発信に精を出す。美味しい地元グルメを探しながら、名古屋市内の色彩豊かな自然を愛でるのがルーチン。 ※12月18日からLINEにて土庄雄平「名古屋深掘りチャンネル」配信スタート!毎週月曜日の10時にお届けします。名古屋のグルメから週末おでかけ情報、ディープなスポットまで盛りだくさん。ぜひ登録してくださいね♪(記事内のリンクは、Yahoo!ニュース エキスパートとの取り組みで特別に設置しています。)

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