【保育士が見てきた】友だちが多い子どもの3つの特徴
子育てに奮闘中の全国のママさん、今日も子育てお疲れ様です。
保育士歴19年目、ママさんの子育てがちょっぴり楽になる方法を発信をしているちあき先生です。
今回は「友だちが多い子どもの特徴」について3つお伝えします。
【年齢別に見る】子どもの遊び方
個人差がありますが、ぜひ参考にしてみてください。
2-3歳
自分がしたいことを個々に黙々と遊ぶ段階です。ぬいぐるみのお世話をしたり、簡単なごっこ遊びなど1人あそびが主流です。
3歳頃
初めの方は同じ遊びをしていながらもお互い干渉しあわない平行遊びもしますが、徐々に友達に興味がわいておもちゃの貸し借りができるようになる段階です。簡単なルールや物語も作れるようになります。
4歳頃
お店やさんごっこ、ヒーローごっこなどごっこ遊びが発展し、友だちとそれぞれの役割を担って遊べる段階です。
共同遊びをしながらルールを話し合いながら物事を進めていけるようになります。
5歳頃
自分たちで考え相手に合わせながら、みんなで何かを作り上げることが楽しめる段階です。かくれんぼや鬼ごっこ、ドッチボールなど複数人で遊べるようになります。
友だちが多い子どもの3つの特徴
1、好きな遊びを集中して遊べるタイプ
2、こだわりがなくおおらかな寛容タイプ
3、困っている子を助けてあげられるヒーロータイプ
1、好きな遊びを集中して遊べるタイプ
意外かもしれませんが、実は「好きな遊びを集中して遊んでいる子」は友だちができやすいです。
友だちができるタイミングは“遊びの中〟であることも多いです。
そのため、友だちが多い子は、好きな遊びを集中して好きな遊びをすることで“友だちになるきっかけ〟を多く作り出すことができるのです。
大人でも、こだわりの趣味を持っていたり、専門知識を持っている人や我が道を進んでいる人につい惹かれてしまいますよね。それと同じ感覚なのかもしれません。
2、こだわりがなくおおらかな寛容タイプ
「この色じゃないとイヤ!」「これはこのルールじゃないとダメ」などと細かなこだわりがあるタイプよりも、こだわりがなくおおらかなタイプの方が友だちができやすいです。
それは、お友達のすることに対して「おー!それいいね!」と何でも寛容に受け入れてあげられる傾向にあるからです。
「遊ぼう」「入ーれーて」と言われた時に「いいよー!」と誰でも受け入れてくれる子のところに行きたくなるのでしょうね。
こだわりがないそのおおらかさは、年齢に関係なく一緒にいて居心地が良いのだと思います。
3、困っている子を助けてあげられるヒーロータイプ
ヒーロータイプとは、明るく快活でみんなを引っ張っていくタイプだと思いますよね。もちろんイメージ通りそのようなタイプの子もいますが、“静かな優しいヒーロータイプ〟もいるんです。
静かな優しいヒーロータイプは、周囲をよく見ていて、困っている子に優しく声をかけてあげたり、助けてあげたりします。
決して目立つタイプではありませんが、子どもたちから絶大な信頼を得ています。
男の子からも女の子からも年齢関係なく「好き」だと言われる子の特徴には、みんなが見ていないところで笑顔で優しくサポートしてあげている背景があります。
まとめ
今回は「友だちが多い子どもの3つの特徴」についてお伝えしました。
友だちが多い子どもたちが頑張って友だちを作っているか?というと全くそんなことはありません。
自分の好きな遊びに没頭していたら、そこに友だちが集まって、気付けばいっぱい友だちが増えているという状態です。
友だちは作るものではなく、自然とできていくものです。
友だちがいないからといって“うちの子大丈夫かしら⁇〟などと不安になる必要もありません。
「子どもが好きな遊びに没頭できる環境を整えてあげる」
それが結果として子どもがお友だちを作る1番の早道になるんだと思います。
今日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。