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NC接戦制す KIAウィーランドは7回1失点、自己最多9Kの好投も報われず<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
8回表KIA、左飛で三塁走者突入もNC野手陣の好連係で憤死(写真:NCダイノス)

7日のKBOリーグは5試合中、4試合が接戦、うち2試合がサヨナラゲームでした。

チャンウォンNCパークのNCダイノス対KIAタイガースはNCドリュー・ルチンスキー、KIAジョー・ウィーランド(元DeNA)の両先発投手が好投。

ルチンスキー投手は7回被安打6、無失点。ウィーランド投手は6回に味方のエラー絡みで1失点するも、7回を被安打5、自己最多の9つの三振を奪い、自責点0でマウンドを降りました。

8回表、0-1で1点を追うKIAは、1死三塁のチャンスで代打のアン・チホン選手がレフトへ飛球。三塁走者がタッチアップするも、NC野手陣の好連係でホームタッチアウトとなり同点とはなりませんでした。

しかしKIAは9回表、2死ランナーなしで4番チェ・ヒョンウ選手がライトへ10号ソロを放ち、土壇場で1-1の同点に追いつきます。

同点にされ、9回裏の攻撃を迎えたNCはその回の先頭打者、5番モ・チャンミン選手がレフトへ5号サヨナラソロホームラン。劇的な幕切れでNCが接戦を制しました。

以下が全5試合の結果です。

◇6月7日(金)の結果

・トゥサン 7- 1 キウム(チャムシル)

 勝:イ ヨンハ

 敗:ブリガム

・SK 4- 2 サムスン(インチョン)

 勝:ハ ジェフン

 敗:チャン ピルチュン

・KT 2- 1 ロッテ(スウォン)

 勝:チョン ユス

 敗:コ ヒョジュン

・ハンファ 3- 2 LG(テジョン)

 勝:サーポルト

 敗:ウィルソン

・NC 2- 1 KIA(チャンウォン)

 勝:ウォン ジョンヒョン

 敗:チョン サンヒョン

⇒ 2019年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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