箸が持てない子には原因があった!保育士が教える、子どもが嫌にならない練習方法とは!?
こんにちは!ぽん先生です。
「少しでも楽しく子育てを!」をモットーに、現在子育てや育児に関する情報の発信を行っている現役の保育士です。
今回は頂いたご質問はこちら。
Q:4歳ですが箸への移行が進みません。どうしたら良いですか?
こちらの解決方法についてご紹介していきたいと思います。
※動画は1分00秒です。
子どもにとって箸が使えるようになるというのは一つの大きな難関。
しっかりと教えているのに上手くいかないということも多いのではないでしょうか。
また、トレーニング箸を正しく使わずに変な持ち方になってしまったり、持ちにくくて嫌がったりするという話も聞きます。
そして教えているうちに嫌になってしまう。
子どもたちには箸の使い方を一体どうやって教えていけば良いのでしょうか?
大丈夫!
順序さえ知っていれば、子どもの負担が少なく箸への移行を進めることができますよ。
これで解決!
そんな悩みを解決するには、以下の手順で進めていくと良いでしょう。
上手持ち(スプーン)→ 下手持ち(スプーン)→ 三指持ち(スプーン)→ 箸
大切なのは箸を持つ前の段階です。
つまり、箸を持たなくても箸の練習はできるということになります。
順番に説明していきましょう。
1・上手持ち(スプーン)
手づかみ食べから初めてスプーンを使う時の持ち方です。
2・下手持ち(スプーン・フォーク)
上手持ちができるようになってきたら少しずつ声をかけて下手持ちへ移行してみましょう。
年齢としては2歳程度が目安となりますが、個人差が大きいため、子どもの食事の様子を見て判断するのが良いでしょう。
非常に食べにくい持ち方のため、上手持ちに戻ってしまいがちです。
3・三指持ち(スプーン・フォーク)
親指と人差し指を独立して動かせるようになってきたらこの段階に入ります。
鉄砲(もしくはバンバン)の手をしてもらい、その上にスプーンを乗せて握ってもらうだけです。
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この形が箸に移行する上で大切な基礎となるため、この持ち方はしっかりと定着するまで声をかけながらやってみましょう。
他にもこの持ち方でフォークを使ってご飯粒を集めてみると、箸を使う際の手指の動きと同じになります。
このような動きを繰り返しながら、箸への移行に向けて三指を使った持ち方に慣れていきましょう。
4・箸
三指持ちのように箸を手に乗せ、中指を箸の隙間に入れます。
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箸の間に中指を入れて・・・
これで箸の持ち方は完成です。
最初のうちはクリップを使って、箸を持つ時の手の形に慣らしていくのも良いでしょう。
いかがでしょうか?
箸への移行は3〜5歳くらいで行うのが一般的と言われていますが、子どもの状況に合わせて進めてあげてくださいね。
動画では簡単に分かりやすく解説しているので、気になる方はそちらもご覧ください。
面白いと思ったら、ぜひ試してみてくださいね!
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