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多彩な球種で抜群の安定感 防御率1位のハートが8勝目/白川あすトゥサンで初先発<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
8勝目を挙げたカイル・ハート(写真:NCダイノス)

12日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

NCダイノス-キウムヒーローズ(チャンウォン)は9-2でNCが勝利。前夜3本塁打のNCはこの日、4番マット・デビッドソン(元広島)の2試合連続の28号を含む4本のホームランで得点を重ねた。

投げては先発左腕のカイル・ハートが好投。身長196cmの長身、長いリーチからの140キロ台後半の直球とツーシーム、左打者にはスイーパー、右打者にはチェンジアップを左右のコースいっぱいに使っていった。

ハートは7回96球を投げて散発の被安打2、2四球。8つの三振を奪ってキウム打線を0点に抑えた。ハートは8勝目(2敗)。防御率は2.57でリーグトップに立っている。

映像:NC打線のホームラン(KBO公式YouTubeチャンネル)

◇7月12日(金)の結果

・トゥサン 5 - 9 サムスン(チャムシル)

 勝:ペク チョンヒョン

 敗:クァク ピン

・ハンファ 6 - 0 LG(テジョン)

 勝:ムン ドンジュ

 敗:チェ ウォンテ

・KIA 6 - 14 SSG(クァンジュ)

 勝:ハン ドゥソル

 敗:ファン ドンハ

・ロッテ 4 - 5 KT(プサン)

 勝:キム ミン

 敗:キム サンス

・NC 9 - 2 キウム(チャンウォン)

 勝:ハート

 敗:キム インボム

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「白川があすトゥサンで初先発」

トゥサンベアーズの代替外国人選手、白川恵翔(四国IL・徳島-SSG)があす13日、トゥサン移籍後初登板。サムスンライオンズ戦で先発マウンドに上がる。サムスンの予告先発はウォン・テイン。

(関連記事:徳島の23歳右腕が韓国2球団目のオファーを受諾 イ・スンヨプ監督(元巨人など)の下でプレーへ

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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