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藤沢里菜女流名人就位式 仲邑菫二段との激闘を振り返り「いつも以上に力発揮できた」

内藤由起子囲碁観戦記者・囲碁ライター
優勝カップを手にする藤沢里菜女流名人=2022年5月31日、日本棋院、筆者撮影

仲邑菫二段の挑戦を退け、2連勝のストレートで女流名人位を防衛した藤沢里菜女流四冠の就位式が、5月31日、日本棋院にて行われた。

藤沢里菜女流四冠の謝辞詳細を紹介しよう。

実は「女流名人戦」、前のスポンサーが降りてしまい、なくなる危機にあった。

藤沢女流四冠は女流名人を四連覇し、そこで止まった状況だったのだが、カマチグループの蒲池眞澄会長が手を差し伸べ、継続した経緯がある。

今回、五連覇を果たし、名誉女流名人の称号を(引退か60歳になったときに)名乗る権利を得られたのだから、喜びもひとしおだろう。

藤沢女流名人は、允許状と賞金700万円の目録を授与された。

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囲碁観戦記者・囲碁ライター

囲碁観戦記者・囲碁ライター。神奈川県平塚市出身。1966年生。お茶の水女子大学大学院修士課程修了。お茶の水女子大学囲碁部OG。会社員を経て現職。朝日新聞紙上で「囲碁名人戦」観戦記を担当。「週刊碁」「囲碁研究」等に随時、観戦記、取材記事、エッセイ等執筆。囲碁将棋チャンネル「本因坊家特集」「竜星戦ダイジェスト」等にレギュラー出演。著書に『井山裕太の碁 AI時代の新しい定石』(池田書店)『囲碁ライバル物語』(マイナビ出版)、『井山裕太の碁 強くなる考え方』(池田書店)、『それも一局 弟子たちが語る「木谷道場」のおしえ』(水曜社)等。囲碁ライター協会役員、東日本大学OBOG囲碁会役員。

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