十三に住み始めて2年、「近所においしいコーヒーが飲める店が増えて欲しい！」という願いが神様に届いたのか、またまた近所に自家焙煎のコーヒー専門店ができました。その名も「つばめ通り珈琲店」。私は知らなかったのですが、十三小学校前の道は、通称「つばめ通り」と呼ばれているそうです。

オープンしたのはほんの数週間前、2021年の12月末。もともとは婦人服店だった場所を改装したそう。店内はカウンターが数席と3人掛けのテーブルが1卓、ほかベンチもある、ちょうどいい小ぢんまり加減です。

お話を伺ったのは店主の中川さん。JR東淀川駅の近くで「喫茶平凡」を営みつつ、毎週金曜日はこちらのお店へ。コーヒー豆は淀川沿いの焙煎所で焙煎したものを提供されているとのこと。

ちなみに以前は南森町にある「週間マガリ」の日替わり店長をしていたそう。「週間マガリ」は、バーを通常営業しながら、2000冊以上の本が並ぶ間借りスペースでいろんな人が1日店長をしているおもしろスポット。こちらも気になります。

さて、話を戻して、こちらの自家焙煎のコーヒーはオリジナルブレンドのほか、8種の国別のシングルコーヒーも味わえます。「苦み」「マイルド」「フルーティー」とざっくり3タイプに分けてくれているので選びやすいですね。

トーストやオムライス、ケーキなど、フードもなかなかに充実していて時間を問わず利用できるのはうれしいところ。オムライスは、ゴロゴロ大きめにカットした野菜スープとコーヒー付きで1000円とはお手頃！

トーストは300円～で、ドリンクとセットで100円引き。週末のブランチによさそう。

私がオーダーしたのは、ドリップコーヒーとバターケーキ。豆はフルーティーにカテゴライズされていたエルサルバトルにしました。浅煎りのコーヒーは自宅でおいしく淹れるのが難しい気がするので、専門店で飲むようにしています。メニュー表に書いてあった通り、きれいな酸味。酸味といっても酸っぱいのではなく、果実感のある爽やかなフレーバーです。

コーヒーはマグカップにたっぷり注いでくれるので、お得感があります。街中ではないので落ち着いて過ごせるし、ゆっくり読書したいときにいいなと思いました。

あっさり素朴なバターケーキもコーヒーとの相性抜群！ごちそうさまでした。