名古屋の駅弁のうち、最もおすすめな駅弁は？と聞かれたら、筆者がまず最初に挙げるのは松浦商店さんの「コーチンわっぱめし」です。

その名の通り、名古屋のブランド地鶏・名古屋コーチンが使用されたお弁当となっています。わっぱめしというワードから連想する通り、炊き込みご飯風なのですが、具材が本当に豪華なのです！

松浦さん特製の鶏のだし汁で炊いたご飯の上に、名古屋コーチン入りの時雨煮をはじめ、自家製の煮物やうずら卵煮など10種類のおかずが入っています。ご飯が見えないほどのボリュームで彩豊か。見た目から気分が上がりますね！

時雨煮は濃い味付けながら、鶏のしっかりとした旨味が感じられる一品です。それでいてご飯の味付けはさっぱりとしています。メリハリのついた鶏の味わいを楽しめますよ。

その一方で、鶏の時雨煮の近くには、たくさんの山菜が乗せられています。この山菜が味の濃い時雨煮とのバランスの良いおともです。個性的な具材を最終的に、和風の落ち着く味わいにまとめてくれる立役者になっています。

一緒に入っているうずらの卵も濃厚で、煮物は味が染みて美味。食べるごとに楽しさがあって、本当に満足度の高い丼ぶりです。

最後はさっぱりとしたレンコンや柴漬け、そしてもう一度味の濃いシイタケをいただきます。味の変化と食べ応え、満足度どれをとっても抜群です！また、これだけしっかりと食べても、お腹が重くなることもありません。

ということで筆者の大好きな駅弁・松浦商店さんの「コーチンわっぱめし」のご紹介をしてみました。ぜひ一度味わってみてくださいね。