アメリカ発、新しいスタイルの紅茶専門店「SMITH TEAMAKER（スミス・ティーメーカー）」が日本初のフラッグシップ店を渋谷スクランブルスクエアにオープン。
創業者の故スティーブン・スミス氏はスターバックスのチャイラテを開発。アメリカの紅茶消費量を10倍にした伝説の紅茶職人とも言われます。

≪ティーとの出会いがあるお店≫

“テイスティングルーム” と名付けられた「スミス・ティーメーカー 渋谷店」は、渋谷スクランブルスクエアの４階です。ここはカフェのほか、種類豊富な茶葉の香りをひとつひとつ試して買えるショップを併設していています。

店内を飾る大きな提灯は、300年続く佐賀県の “名尾和紙” に茶葉を使い、京提灯の老舗「小嶋商店」が制作しました。

ティーは最も美味しい状態で提供するため、注文を受けてからカップで１杯ずつ入れられます。ポットで提供しないのは、時間が経つと濃くなってしまうからです。

≪ペアリングで愉しむ深くて広いティーの世界≫

渋谷店で一度試しておきたい飲み方が、３種類のティーの飲みくらべ “ティーフライト” と、それぞれのティーとのマリアージュを楽しめるクッキークリームサンドの “ペアリング”。塩味のクッキーと合わせ、ティー本来の甘味を引き出す体験メニューです。

ティーは左側から、スペアミントやレモンマートルの風味が爽やかな緑茶「No.39 フェズ」、アッサム、ウバ、ディンブラの３種類の茶葉にベルガモットの香りを控えめに効かせた紅茶「No.55 ロード ベルガモット」、カモミールやルイボスなと様々な素材を組み合わせたハーブティー「No.67 メドウ」。
しっかりとしたフードの味つけに、それぞれのティーも負けない個性と存在感がありました。

ティーに合わせてシェフが考案したクッキークリームサンドが３種類。味に奥行きが感じられる右の「ドライトマト＆オリーブ」や、濃厚なトリュフの香りとプロシュートの優しい塩味が特徴の「トリュフ＆プロシュート」、一番左の「カカオ＆デーツ」は砂糖不使用なのに絶妙な甘みやカカオの風味が楽しめました。

オススメの食べ方は、それぞれクッキーを持って左右に回してからパカッと開くと、クリームが両方に付いた状態で食べられます。ワインのおつまみにも合うような本格的な味でした。

≪多彩なティーを香りで選ぶ≫

ショップには常時25種類ほどのサンプルが置かれ、香りを試すことができるのも渋谷店ならではのこだわりです。
パッケージはティーのカテゴリーごとに色分けされていて、グレーが紅茶、緑色が緑茶、オレンジと黄色がハーブティーになっています。

香水を選ぶように、茶葉の香りを試して買うのが、スミス・ティーメーカーのオシャレなスタイル。種類も多いので迷いますが、それもティー選びの楽しさのひとつ。
スタッフに相談したり、１日の生活サイクルに合わせたティーを提案する表が用意されるなど、商品選びを楽しんでみてください。

ティー選びに迷った人にオススメが「MIX ＆ MATCH」。好みのティーを６種類選び、渋谷店限定のかわいらしい缶に入れる商品です。お土産やギフトにもピッタリです。