「血糖値が高い」のを放置するとどうなるの?-高血糖のサインとは?
ご覧頂きありがとうございます。
おがちゃん先生です。
今回は「血糖値が高いのを放置するとどうなるのか?」というテーマで解説していきます。
今回の目次
- 血糖値ってなに?
- 血糖値が高いのを放置すると?
- 高血糖と関係の深い3つの臓器?
- 高血糖を予防するにはどうすれば良い?
- 動画で解説!
【1】血糖値ってなに?
血糖値とは、血液中にどれくらいの糖があるのかを表した値です。
血液中に糖が多すぎると「高血糖」、少なすぎると「低血糖」と呼ばれます。
血糖値は高すぎても低すぎても良くないですが、今回は特に「高血糖」に注目していきましょう。
【2】血糖値が高いのを放置すると?
血糖値が高くても、初期は特別な自覚症状はありません。
多くは健康診断などを受けて指摘されることが多いでしょう。
しかし、慢性的に高血糖が続くと「口渇」「多飲」「多尿」といった症状が現れることがあります。
とても喉が乾きやすく、たくさんの水分をとることで、尿量が増えたり、頻尿になります。
また、口渇により、甘いジュースをたくさん飲んでしまうと、さらに高血糖を助長してしまうので注意です。
「ペットボトル症候群」と呼ばれることもあります。
【3】高血糖と関係の深い3つの不調?
高血糖が長期的に続くと、いずれ「神経」「目」「腎臓」などの不調をもたらしてしまうことがあります。
特にこの3つは代表的なもので、それぞれの頭文字から「しめじ」と覚えることが有名です。
①高血糖による「神経」の不調
神経が障害されることで起こる不調は多彩ですが、例えば「手や足のしびれ」があげられます。
また、放置すると足の感覚が低下して、痛みを感じにくくなったり、壊疽につながることもあります。
②高血糖による「目」の不調
高血糖になると血液がドロドロな状態となってしまい、血流が悪くなってしまいます。
特に目の血管は細く、繊細なため、高血糖の影響を受けやすいです。
③高血糖による「腎臓」の不調
腎臓とは、腰の辺りに左右1つずつある臓器で、主な働きは「尿をつくる」ことです。
高血糖が続くと、腎臓の血管が傷ついてしまい、蛋白尿が出てしまうこともあります。
この他の臓器(心臓・脳・生殖器など)に影響することもありますが、この3つが代表的なものです。
【4】高血糖を予防するにはどうすれば良い?
高血糖の初期は自覚症状がないため、まずは気がつくことが必要です。
そのためには「定期的に健康診断を受ける」ことが大切でしょう。
また、下のようなことも高血糖の予防として大切です。
- 適切な量・適切なバランスの食事…過食はもちろん「過度なダイエット」も良くない
- 食物繊維をしっかり摂る…急激な糖の吸収を抑えてくれる
- よく噛んで食べる…糖質の分解は「唾液」も関わっているため、よく噛んで唾液を分泌を促進することも大切
- ストレス解消…ストレスは自律神経の乱れから血糖値が高くなる
- 適度な運動・筋力の向上…有酸素運動を中心に筋力トレーニングも組み合わせられると良い
【5】動画で解説!
今回の内容は下の動画でも解説しておりますので、ぜひご覧ください。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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