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【自己肯定感を上げる方法】生きにくさを感じているHSPさんにオススメの6つのポイントを紹介!

精神科医しょう精神科医/メンタルドクター

こんにちは!精神科医のしょうです。

私は普段、精神科での外来に加えてインスタでHSP気質を持つ人々に対しての発信を行なっています。インスタも遊びにきてね♪

HSP気質について知りたい方はこちら

HSPさんは自尊心や自己肯定感が低い人が多く、「周りを気にしすぎて本当の自分を出せない」ことに悩んでいる人が多いのではないでしょうか。

人一倍繊細なHSPさんは、

「自分が変わっている」

「社会活動の場に馴染めない」

「些細なことで傷ついてしまう」

というさまざまな理由から自己に対して否定的になってしまうのです。

そうしたことから、余計に気分が落ち込んで自分の殻に閉じこもってしまう人が沢山いらっしゃると思います。

しかし、他人と違うことは悪いことではありません。

繊細なことや、考えすぎてしまう性格はHSPさんの長所でもあり個性なのです。

今回の記事では自己肯定感が下がってしまう理由と、自分らしく生きるための対処法についてご紹介します!

HSPさんの自己肯定感が下がってしまう理由

日常生活で普通の人と感覚が合わない

私たちは日常生活において、さまざまな場面で人と比較したり競争することを強いられています。

HSPさんは特に人の動きや感情を敏感に感じ取ってしまうため、他の人ができることができなかったり、ちょっとしたことで体調を崩して自己嫌悪に陥ってしまいます。近年はSNSの普及に伴って、他人の日常を垣間見れることから「他の人とは違う」というネガティブ思考になってしまうHSPさんが多いです。

考え込んで自分を責めてしまう

HSPさんはとても思慮深い性格で内向型の方が多く、自分自身の心とよく対話しています。

社会活動や他人と関わる時にネガティブな感情を受けやすく、他人の言葉に振り回されて考え込んでしまいます。

そしてできない自分を責めたり、周囲のことや環境すらも責めてしまい生きにくさを感じてしまいます。

過去の失敗経験やトラウマに引っ張られる

HSPさんは一般の人よりも外的からの刺激を強く受けやすいため、嫌な出来事があるとその経験をトラウマとして記憶し、抱え込んでしまいます。

「あの時こうしておけばよかった」という過去の失敗を何度も思い出して自分を責めてしまいます。

そして、同じ失敗を繰り返したくないという感情から似たような状況を避け、大事な場面でも逃げてしまい、会社や学校で本来の力を出すことができなくなってしまいます。

自己肯定感が低いとどうなるの?

頼まれたことを何でも引き受けてしまう

周りからどう思われているのか気にしてしまう感受性の高いHSPさんは、自分のことよりも他者を優先する傾向があります。

たとえ自分の仕事で手一杯だとしても、頼まれると二つ返事で引き受けてしまうので、やることがどんどん積み重なって、そのうちにパニックを起こしてしまいます。

人の意見を主軸として考えてしまう

人の顔色をうかがってしまうHSPさんは、誰かの意見や主張に共感して振り回されてしまう傾向があります。

自分の希望を通すと「わがままだと受け取られてしまうのではないか」、「自分がそうすることで誰かが不幸になってしまうのではないか」という思い込みが強くなってしまい、本当にやりたかったことなど希望を言えなくなってしまうのです。

マイナス面ばかり見てしまいメンタルが弱くなる

自己肯定感が高い人はどんな状況でも物事をポジティブに捉えますが、自分を否定してしまうHSPさんは情報のマイナス面ばかりに目が行きがちです。

家族や対人関係、社会活動でもトラブルを起こしやすく、常に生きにくさを感じています。

失敗を恐れてチャレンジできなくなったり、思考もだんだんネガティブになってしまいます。

自己肯定感を上げる習慣

好き嫌いで物事を決めて行動してみる

HSPさんは他人の意見を優先する自己犠牲の精神がとても強いです。

自分の感情を押し殺すような行動から一旦離れてみて、他人軸で考えるのではなく自分の「好き嫌い」に正直になってみましょう。

具体的には、自分で物事を決める機会を増やしていくと自然と「自分の意見が尊重されている感覚」を得ることができます。

たとえば、友達との待ち合わせ場所を決めたり、食事する場所を提案するなど、小さなことから自分で選択していく機会を積極的に増やすことが大事です。

自分に課すハードルをぐんと下げる

HSPさんは完璧主義で、できないことがあると気持ちが落ち込み自分を責めてしまいがちです。

まずは、自分に対する要求水準をぐんと下げてみましょう。

「できること」と「できないこと」を客観的に分別し、できないことはいっそ誰かに任せたり、手を付けないようにすることが大事です。

自分にはできないからと言って落ち込む必要はありません。

できることに注目して、一つずつ確実にタスクをこなしていけるようにしましょう。

環境や人間関係をコントロールする

環境から受ける刺激や人間関係に悩んでしまうHSPさんはとても多いです。

どんな時にネガティブな思考に陥ってしまうのか一度考えてみましょう。

否定的な言葉を投げかけてくる上司や友人など、あなたの周囲にはいませんか?

周りからの影響を受けやすいので、そういった否定的な人と一緒にいると「自分はダメな人間なんだ」「こんなこともできないんだ」と上手くいかない要因に繋がります。

嫌な人とは距離を取ってみたり、話半分で付き合うなど最低限のコミュニケーションしか取らないようにすることが大切です。

自分を癒してくれるものを見つける

自分を癒して大切にすることは、自己肯定感の維持や上昇にも繋がります。

のんびりお風呂に浸かってみたり、アロマやマッサージなど体をケアできるものや、五感に働きかけるような癒しアイテムを探してみましょう。

また、睡眠や食事、運動など健康を意識し、生活を整えることも大切です。

「身体に良いことをしている」ことを自覚することで自己肯定感が高まります。

SNSやネットから離れてみることもオススメです。

自分の内面とゆっくり向き合う時間を作りましょう。

褒め言葉や「してもらったこと」を受け入れる

HSPさんは人からしてもらったことよりも、してくれなかったことに意識が向く傾向があります。

してくれなかったことばかりに注目してしまうと、自分には価値がないんだと思うようになってしまいますよね。

まずは「してもらったこと」に目を向けてみましょう。

そして、他者からの褒め言葉やポジティブな言葉を素直に受け入れることが大切です。

どんなに小さいことでもノートに書き綴っておいて、後から落ち込んだ時に見返してみましょう。

人と比べず自分の特性を受け入れる

人と比べて自分の劣っているところばかりに意識が向いてしまうHSPさんは、まずは自分が持っている個性や長所を見つめ直しましょう。

「隣の芝は青く見える」ということわざ通り、自分のものよりも他人のものが良く見えてしまうのは、当たり前のことなのです。

HSPさんの持つ繊細なところや感受性豊かなところ、共感力が強いところは短所ではなく長所であり個性だということを認めて、自分を褒めてあげましょう。

まとめ

HSPさんにとって「自己肯定感を上げる」という行為はとても難しいことです。

すぐに自分の性格や考え方を変えることはなかなか出来ませんよね?

しかし、「できない自分を受け入れる」「自己肯定感を無理に高めない」という考えを持った上で、自分は自分の味方でいること、自分自身を肯定することを意識してみてください。

まずは自分の好きなことや、長年やってみたかったことに取り組んでみましょう。

達成感や成功体験を得ることで、少しずつ自分の価値を認められるようになりますよ。

私のブログのテーマは、「他人軸でなく自分軸で気楽に生きる」です。

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精神科医/メンタルドクター

HSP気質とメンタルヘルスについて発信している精神科医。精神科外来で診療を行い大学で研究も行っている。instagramのフォロワー7万人以上。著書:頑張り屋さんのための心が晴れる本(KADOKAWA)、新刊:精神科医が教える笑顔うつから抜け出す方法(2023年8月16日発売)。私のブログのテーマは、「他人軸でなく自分軸で気楽に生きる」です。あなたはこんな悩みをお持ちではありませんか?「他人の顔色ばかりみてクタクタ」「自分の意思で生きられない」「いつも後悔ばかりでグルグル一人反省会」こんな他人軸の悩みでクタクタなあなたは、上記の私の名前をクリックして公式ブログから自分軸を目指しましょう♪

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