【甲状腺の病気】どんな症状が起こる?-気になるその症状を分かりやすく解説!-
ご覧いただきありがとうございます。
おがちゃん先生です。
今回は甲状腺機能の、
「亢進症」と「低下症」を解説していきます。
甲状腺について
甲状腺は、ノドぼとけの下あたりに
あるホルモンを分泌する器官です。
そして、甲状腺から分泌されるホルモンは、
全身の代謝や各臓器たちの働きを活発にする
「体のアクセル」のような役割があります。
甲状腺機能亢進症(バセドウ病)
甲状腺機能亢進症は、甲状腺ホルモンが
過剰に分泌される病気の総称です。
代表的なのは「バセドウ病」なので、
バセドウ病の症状を中心に解説します。
バセドウ病では、何らかの原因によって、
甲状腺ホルモンの分泌を促進する抗体
(TSH受容体抗体)がつくられて、
↓
この抗体が、甲状腺を刺激することで、
甲状腺ホルモンが過剰に分泌されてしまいます。
甲状腺ホルモンは「体のアクセル」なので、
過剰に分泌されると「アクセル全開」の状態です。
だからこそ、多汗・暑がり・(収縮期)高血圧・
眼球突出・びまん性甲状腺腫(甲状腺の腫れ)・
頻脈・精神的高揚などの症状がみられます。
甲状腺機能低下症
甲状腺機能低下症は、甲状腺ホルモンが不足して
さまざまな症状がみられる病気の総称です。
※代表的なのは慢性甲状腺炎(橋本病)
具体的には、
思考力の低下・発汗の低下・筋力低下・
貧血・寒がり・乾燥などの症状がみられます。
甲状腺ホルモンは、
視床下部や下垂体(脳の一部)から分泌される
ホルモンの刺激をうけて、分泌が促進されます。
↓
なので、
視床下部や下垂体の機能低下も、
甲状腺ホルモンが低下する原因となります。
甲状腺の病気の治療はお薬を使ったり、
手術をおこなうこともあります。
不安がある場合には、
医療機関への受診をおすすめします。
では、今回はここまでです。
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最後まで、
ご覧いただきありがとうございました!
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【おがちゃん先生について】
・ウィルワン整体スクール卒
(現リエイチ整体アカデミー)
・インスタグラムフォロワー1万人超
・bijou解剖ボディケアスクール講師(沖縄県)
・東京都麹町半蔵門にて整体活動中