【葛飾区】カワセミに会える!水元公園で気軽に散策しながら「青い宝石」カワセミを見られる場所はここ!
葛飾区の宝、水元公園にはたくさんの野鳥が棲んでいます。中でもバードウオッチング愛好家に人気の高い鳥は、「青い宝石」と呼ばれるカワセミでしょう。
そんなカワセミがよく現れる場所が、園内には何か所か存在します。
「森の奥?」「歩いて行きにくい場所では?」などと思われがちですが、実はそうでもありません。今日は、気軽に散策しながらカワセミを見られる地点についてご紹介します。
「噴水広場」のあるメインゲートから園内に入ると、左にポプラ並木へと続く遊歩道が伸びています。こちらをメタセコイアの森の方に向かって歩いていきましょう。
葉の落ちたポプラの木を眺めながらしばらく歩くと、左手に駐車場、右手に細い水路が伸びる地点に到着します。この水路が、カワセミの観察ポイントです!
水路沿いに立つ木々の下をそっと歩いて、水面全体を観察します。水面スレスレを青く光るものが飛んできた!と思ったら、それがカワセミです。
キラキラ輝くメタリックな羽は、感動的な美しさです。
カワセミは水中の魚を捕獲するために、しばしば水路沿いの木の枝や杭の上に止まって、じっと水面を見つめます。
この時は、お腹のオレンジ色が目立ちます。枝や杭をひとつひとつ眺めながら、オレンジとブルーの物体を探してみてください。
冬は樹木の葉が落ちているので、枝の上のカワセミを見つけやすいですよ。
この「狩り」をするために止まる場所に、カワセミは何度もやってきます。
飛び去った後も、同じ場所で15分くらい待っていると、再びキラキラした青い翼が舞い戻ってくることが多いのです。周囲の景色を楽しみながら、のんびり待つのがオススメです。
さて、ポプラ並木の遊歩道をさらに歩いていくと、メタセコイアの森に入る手前に、水路の上を渡る橋があります。ここから見渡す左右の水路も、カワセミの観察ポイントです!
左側・右側の水路の両方に、カワセミが良く止まる杭や木の枝があります。注意深く観察すると、やはり同じ場所に何度も飛んできます。
杭や枝の上から不意に水の中に飛び込んで、魚を捕獲する瞬間はとてもダイナミックです。
遊歩道のすぐそばの水路で観察できる水元公園のカワセミ。特に午前は10時頃まで、午後は15時以降の時間によく見られます。
朝や夕方のお散歩を楽しみながら、「青い宝石」の姿を探してみてくださいね。
名称: 都立水元公園
所在地: 東京都葛飾区水元公園
アクセス: JR常磐線・東京メトロ千代田線 金町駅から京成バス 戸ヶ崎操車場行き(金61)または西水元三丁目行き(金62)で「水元公園」下車、徒歩約7分
水元公園HP: https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index041.html