【江別市】蔦屋書店横に残る保存車両 ディーゼル機関車と貨車がある風景
江別市牧場町にある「江別蔦屋書店」の裏には、ディーゼル機関車と貨車の保存車両が展示されています。この保存車両が置かれている場所「四季のみち」は、かつて「北海道電力江別火力発電所専用線」が走っていた廃線跡です。
というわけで今回は、大事に保存されているこちらの車両をじっくり観察してみました。
北電火力発電所専用線に使用されたディーゼル機関車と貨車
北電火力発電所に石炭を運んでいたディーゼル機関車と貨車。明るいオレンジ色の車体が可愛らしいですね。ディーゼル機関車としては小型ですが、存在感があります。
ディーゼル機関車の側面にある銘板。「日立」の文字とロゴマークが描かれ、「NO.12554」「1962」という数字が書かれていました。
後ろ側の貨車「セキ8026」は石炭を積むため高さがあるので迫力があります。
検査表記に67-1/62-1、輪西職場とあります。
荷重30t、自重16t。
車両横には説明板があります。
保存車両を支える古レール「←30A LD <角Sマーク>1970 II」。富士製鐵製1970年2月製造のレールです。年代が意外と新しいですね。
というわけで、江別蔦屋書店の横に保存されている車両の観察リポートでした。こちらの遊歩道「四季の道」は緑が多く、ベンチも多めなので、散歩にはとてもおすすめです。江別蔦屋書店に行かれる際などは、ぜひ立ち寄ってみて下さい。
ディーゼル機関車と石炭貨車(セキ車)の場所
〒067-0004 北海道江別市若草町1−1(Google Map)