【富田林市】南海金剛駅から続くふれあい大通りも秋真っ盛り♪ハナミズキの紅葉とキンモクセイの香りと。
秋の花と言えば何を想像されますか?彼岸花、コスモス、菊が三大秋の花でしょうか。しかし、忘れてはいけない花があります。それはキンモクセイ!街を歩くとどこからかとてもいい香りがしてくるのも、この季節の楽しみのひとつです。
南海金剛駅周辺といえば、大規模開発されたニュータウン。団地や戸建て住宅が並ぶ道路沿いは、どこの通りも街路樹が植えられ緑が溢れていますね。
昨日、金剛駅から続いているふれあい大通りを歩いてみると、木々が赤く染まって秋の風情真っ盛りといった感じでした。
しかし、街路樹の紅葉以上に気になったのは香りです。あわてて周囲を見渡すと、その心地よい天然の芳香剤の正体は、キンモクセイの花でした。
いろんな種類の街路樹がある中、キンモクセイのオレンジ色した花が満開になっているのが見えました。あれっと思って歩きながら観察すると、4・5本ごとにキンモクセイの木があります。
ここでキンモクセイについておさらいすると、金木犀という漢字が充てられているモクセイ科モクセイ属の常緑小高木樹です。
形がほぼ同じで白っぽい花をつけるモクセイ(ギンモクセイ:銀木犀)の変種と言われており、大きな特徴としては、とにかく香りが強いので、ジンチョウゲ、クチナシと並んで日本の三大芳香木のひとつとされています。
ちょうど小雨混じりの天気のときに歩いたためか、この日は特に香りを強く感じました。
ふれあい大通りの南側を金剛連絡所あたりまで歩きました。ただその手前にある金剛銀座街の近くまで上がってくると、なぜかキンモクセイの木を見かけなくなりました。
金剛連絡所の隣にある金剛ショッピングセンターです。反対側もキンモクセイが植えられているのかとても気になったので、今度はここから反対側(通りの北側)に渡って、金剛駅方面に向かって歩いてみることにしました。
反対側の歩道から金剛銀座街を過ぎていきます。ちなみに赤く葉っぱが染まっている木はハナミズキです。春にピンクや白の美しい花を咲かせていましたね。秋は葉っぱがとても濃い赤い色になって、他の種類の木より早く紅葉するようです。
金剛銀座街を過ぎ、陸橋を越えたあたりから、北側でもキンモクセイの姿が見られました。ただ通りの南側と比べるとやや香りが弱く、木の数も少なめです。
ということで金剛駅の近くまで戻ってきました。ハナミズキなど、秋は紅葉する木に交じって、美しいオレンジ色した花と香りを放つキンモクセイの季節。
この時期に金剛駅からふれあい大通りに歩く機会があれば、ぜひキンモクセイの香りを楽しんでください。今が満開なので、できるだけ早めがいいかもしれません。
ふれあい大通りのキンモクセイ
住所:大阪府富田林市久野喜台・寺池台
アクセス:南海金剛駅から徒歩5分程度
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