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ポストシーズン行きを懸け5位を争う2チームが共に勝利 ゲーム差2で残り5試合<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
LG戦の9回に2点目のタイムリーを放ったソン・アソプ(写真:NCダイノス)

2日のKBOリーグは3試合が14時開始のデーゲームで行われた。

5位のKIAタイガースはテジョンでハンファイーグルスと対戦。KIAの先発ショーン・ノリン(元西武)がハンファ打線を5回3安打無失点に抑えた。KIAは3回に5点を挙げると6、7回にも得点を追加し10-1で勝利。ノリンは7勝目(8敗)を挙げた。

また5位KIAを2ゲーム差で追うNCダイノスは2位LGツインズと顔を合わせた。6回まで両チーム無得点で進んだ試合は、7回表にNCが2死一、二塁のチャンスを作ると、4番パク・コンウがレフトへタイムリーヒット。1-0とした。NCは9回にも3番ソン・アソプの適時打で1点を追加。そのままNCが勝利した。

KBOリーグでは5位以上がポストシーズンに進出可能。5位KIAと6位NCのゲーム差は2のままで残り試合は共に5試合。KIAのポストシーズン確定のマジックは3となっている。

◇10月2日(日)の結果

・LG 0 - 2 NC(チャムシル)

 勝:ハ ジュンヨン

 敗:ソン スンギ

・ハンファ 1 - 10 KIA(テジョン)

 勝:ノリン

 敗:パク チュンヨン

・ロッテ 3 - 1 トゥサン(プサン)

 勝:パク セウン

 敗:チェ ウォンジュン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◇80敗のトゥサン9位確定

トゥサンベアーズがロッテジャイアンツに敗れて3連敗。9位が確定した。トゥサンは2015年から昨季まで7シーズン続けて韓国シリーズに進出していたが、今季はここまで57勝80敗2分け。初の9位となった。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサンベアーズ)>

ハンファイーグルスとの2軍戦への出場はなかった。

⇒ 代走、守備固めからレギュラーの3割打者に 韓国3年目・安田権守の飛躍の理由

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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