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保育園での身体測定、実はあまり正確ではない!?毎月どのように行われているのか詳しく解説します

しん先生保育士 チャイルドカウンセラー

子育てをする皆さんのために役立つ情報を簡単に、わかりやすく発信することをモットーにしている保育士のしん先生です。

子どもの成長はとても楽しみですね、できるようになったことや体が大きくなったことなど親にとっては一つひとつが嬉しい事です。

さて、今回は保育園での身体測定についてお話していきたいと思います、保育園では毎月”おおきくなったかな~するよ!”と子どもに声をかけながら身体測定を始めています。

「今日は身体測定を実施いたしました」とお知らせがあると、ついついすぐに確認したくなりますよね。

保護者の方からすると、身体測定をしている場面を見る機会はあまりないと思いますので詳しくお伝えしていきます。

身体測定の手順

毎月行われている身体測定は、日にちが決まっています、保護者の方は毎月の予定表で確認できると思います。

だいたい午前中の主活動の前か後に行われることが多いです。まずはトイレへいく→順番に並んで服を脱ぐ→測定する→服を着るという流れで行っています。

子どもによっては遊んでいる途中で切り上げることが難しい場合やその日の機嫌もありますので、保育士はいつも同じ順番ではなく子どもの様子を見ながら配慮しています。

しかしどうしても順番というものは自然に決まることが多く、声をかけてすぐに行動する子どもはいつも一緒であり、身体測定が苦手な子どもは保育士もあの手この手で誘います。

保育園の身体測定って正確なの?

乳児クラスであると複数の保育士がいます。身体測定はそれぞれ役割分担をしてスムーズに終われるようにします。

着替えを手伝う保育士、測定をする保育士、記録する保育士などその時間は少しでもプラスして保育士がほしいところですが、現実的には無理なことが多くとても忙しい時間です。

毎回の身体測定で測定する保育士は決まっていないので、測定する保育士によって多少は差が出ます。体重はよいですが、身長や胸囲の場合は前月のデータを見ながらこれぐらい?となることもあります。体重については体調不良などで一時的に減ることもあります。

身体測定が嫌いな子ども

服を脱ぐのがイヤ!体重計の冷たい感触が苦手!子どもにもちゃんとした理由があります。

だからといって一人だけやらないわけにもいきません。身体測定が終わったらお外で遊べるよ、などと前向きな言葉をかけながら無理せず進めています。

体重計にどうしても乗ってくれない子どもは、保育士が抱っこして測ります、身体測定が終わらないと次の日課に移れないので、保育士も汗をかきながら頑張る時間なのです。

そして、身体測定の日に保育園をお休みした場合は、後日登園した日に測定すると思いますが、たまに保育士が失念している場合があるので、遠慮なく問い合わせしてくださいね。

保育士 チャイルドカウンセラー

現役保育士。10年以上保育園で働いている。大規模保育園と小規模保育園で働いた経験あり。常に子どもに寄り添う保育を心がけ、職場の人間関係を大切にし、感謝の気持ちを忘れない。子育てをする人のためになり、知りたい情報をわかりやすく発信しています。

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