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雪の日の先生の苦労を知っていますか?学校の先生が教える雪の日の裏話

ナナホシ教育/子育て/学校

 雪が降ると、子どもたちは雪だるまや雪合戦、そり遊びなどをして楽しく過ごしています。しかし、学校の先生にとっては、雪の日は大変な日でもあります。雪の影響で、交通機関が乱れたり、学校の登下校の時刻や授業の実施が変更になったりします。また、学校の施設や設備が故障したり、子どもの安全や健康に問題が起きたりと、様々な苦労があります。今回は、雪の日の先生の苦労を紹介します。

交通機関の乱れによる遅刻や欠席

 雪の影響で、電車やバスなどの交通機関は遅れや運休が起こります。これによって、先生たちは学校に遅刻することや来られないことがあります。特に、遠方から通勤する先生や、雪かきの手伝いをする先生は大変です。雪の日は、車通勤の先生は、自宅から学校までの道路が渋滞することや通行止めになることもあります。その場合は、電車やバスで通勤するしかありませんが、電車も遅れや運休が起こります。

学校の登下校の時刻や授業の実施の変更

 雪の影響で、学校の登下校の時刻や授業の実施が変更になることがあります。こんな時、先生たちはweb連絡システムなどを使って、子どもや保護者に情報を伝えています。また、授業や行事の計画を急遽変更したり、延期したりすることもあります。

 例えば、休校になると、教育委員会からの指示を受けて、学校のホームページやメールで子どもや保護者に伝えます。また、休校になった日の授業やテストをどうするか、他の先生と相談します。ですから、先生は「休校になると、子どもたちの学習に影響が出るので、できるだけ早く通常の授業に戻したい。」と思っています。

 また、幼稚園は園児の送迎が大変です。バスが遅れたり、来なかったりすることがあります。その場合は、保護者に連絡して、自宅で待機してもらうこともあります。また、雪の日は、園庭で遊べないので、室内での遊びや工作を考えます。

学校の施設や設備の故障や破損

 雪の影響で、学校の施設や設備が故障したり、破損したりすることがあります。これによって、先生たちは、応急処置や修理をすることが必要です。また、雪かきや除雪も大変な作業です。

 雪の日は、学校の屋根や窓が雪の重みで壊れたり、水道や暖房が凍結したりすることがあります。その場合は、すぐに修理業者に連絡して、対応してもらいます。しかし、修理に時間がかかることもあります。その場合は、子どもたちに不便をかけないように、授業や活動の場所を変えたり、場合によっては防寒具を用意したりします。子どもたちの体調や安全を第一に考えます。

 また、学校の駐車場や歩道の除雪をすることがあります。除雪機やシャベルを使って、雪をかき集めたり、運んだりします。除雪は、重労働で、腰や肩が痛くなります。また、除雪中に事故が起きないように、注意しなければなりません。除雪は、子どもや教職員の安全のために必要なことですが、大変な作業です。

子どもの安全や健康に関する問題

 雪の影響で、子どもの安全や健康に問題が起きることがあります。子どもが雪で滑って転んだり、雪合戦で怪我をしたり、風邪をひいたりすることがあります。先生は、子どもの様子を見守るなどの対応をしています。

 雪の日は、子どもたちが雪で遊ぶことが大好きです。しかし、雪で遊ぶときには、事故やけがに注意をしなければなりません。子どもたちが雪で滑って転んだり、雪玉が当たってけがしたり、雪だるまを壊されてトラブルになったりすることがあります。その場合は、すぐに手当てをしたり、指導したりしています。雪で遊ぶのは楽しいですが、危険もあります。子どもたちには、雪の日をどのように過ごすのかを考えさせています。

 また、寒さで風邪をひいたり、具合が悪くなったりすることがあります。その場合は、早めに病院に行ってもらい、家で休ませるようお願いをします。また、教室の暖房を効かせて、子どもたちに暖をとってもらうこともあります。その他にも、手洗いやうがいをするように指導して、子どもたちの体調管理に気を配ります。

まとめ

 雪の日の先生の苦労を紹介しました。雪の日は、先生たちは、交通機関の乱れや学校の登下校時刻や授業の実施の変更、学校の施設や設備の故障や破損、子どもの安全や健康に関する問題など、様々な困難に直面します。先生たちは、子どものために一生懸命に対応しています。

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