みなさん、こんにちは～！

いつもご覧くださり、ありがとうございます。

今回も「韓国ドラマによく出てくる不思議な行動シリーズ」をどうぞお楽しみください☆

このシリーズでは、韓国ドラマのなかの日本人には少し不思議に感じられるシーンや行動を深掘りしちゃいます！

そして、その不思議の裏にある韓国の文化や習慣なども詳しく紹介していきますよ～！

さぁ、それでは今回の不思議を見ていきましょう！

今回は「掃除」に関するこんな不思議を用意してみましたよ＾＾

「韓国ならでは？！ ほうきの意外な使い道！」

ほうきは昔からある掃除道具のひとつですよね。

ほうきといえば、掃除をするときに使うものというイメージがありますが、韓国では意外なところでもほうきが使われているんです！

それは、なんと「雪かき」です！

雪国の人でなければ、雪かきというのはあまり馴染みがないかもしれません。

ですが、毎年冬になると、大雪のニュースで地元の人たちが雪かきをしている姿が映し出されたりしますよね。

しかし、日本では、ほうきを使って雪かきをしている姿を目にすることはありませんよね。

雪かきをする際には、一般的にシャベルやスノーダンプと呼ばれる道具のほか、除雪機などの機械が使われます。

なぜ、韓国ではほうきで雪かきをするのか不思議に感じますが、それには、日本と韓国の気候の違いが関係しています。

韓国は大陸からの風が吹き込むため、日本に比べて空気が乾燥しています。

日本は湿った雪が降ることが多いですが、日本より湿度が低く、乾燥している韓国に降る雪はサラッサラのパウダースノーです。

湿り気があって比較的重い日本の雪とは違って韓国の雪はサラサラと軽いので、ほうきで掃くことが出来るんですね～！

ほうきで雪かきをする様子はドラマのなかでも見ることができますよ。

「まぶしくて」というドラマのなかでは、片足が不自由な息子のために、母親が早朝からほうきを使って雪かきするシーンが出てきます。

また「トッケビ～君がくれた愛おしい日々～」というドラマのなかには、「初雪が降ったら、ほうきが必要になるでしょう？」というセリフが出てきます。

このドラマのなかには、実際にほうきを使って雪かきしているシーンは出てきません。

しかし、このセリフから、韓国では雪かきをする際にはほうきがよく使われているということがうかがい知れますね。

韓国は日本に比べると積雪が少ないといわれますが、山間部ではそれなりの積雪になるので、日本と同じようにシャベルなどの除雪道具が用意されています。

ソウルなどの都心部では大雪になることは少ないので、ほうきで雪かき出来てしまうんですね～！

つづいては、こちらの不思議です！

「やたらと雑巾がけをしている！」

韓国ドラマのなかに出てくるアジュンマたち（おばさんたち）は、よく雑巾がけをしていると思いませんか？！

最近は、フロアワイパーやお掃除ロボットなんかもありますし、雑巾で床拭きをする機会は昔に比べると少なくなっている気がしますよね。

しかし、韓国ドラマでは母親が雑巾を片手にせっせと床を拭いているシーンがよく出てくるんです！

韓国の年齢の高い世代には、「掃除といえば雑巾で拭き掃除」という人が多いんですね。

フロアワイパーなどの便利な掃除道具もありますが、やはり雑巾で床を拭かないとキレイになった気がしないという人も結構多いんです笑

韓国の多くの家庭には、部屋を暖める「オンドル」という床暖房のようなものが普及しています。

椅子に座る生活スタイルも多くなってはいますが、オンドルのおかげで足元がポカポカ暖かいので、床に直に座って生活することも多いです。

なので、床を清潔に保つために、雑巾を使って水拭きをする機会が増えるというわけなんですね。

また、韓国は湿度が低く、空気が乾燥していることもあって、大陸からの黄砂や大気汚染物質が多く飛んできます。

そのため、しょっちゅう雑巾で水拭きをしていても、すぐに埃っぽくなってしまうということもあります。

春先は特に黄砂などが多く飛んでくる時期なので、一日に三回も床を拭くという人もいるそうですよ！

そんな韓国ならではの事情もあって、最近では掃除機の機能と雑巾がけの機能がひとつになった家電が注目を集めています。

スチームが出てきて床拭きしながら除菌が出来るスチーム掃除機など、便利な家電も増えていて、売れ行きも好調だといいます。

雑巾がけは意外と腰に負担がかかるので、立ったまま床拭きが出来て除菌まで出来るなら買いたくなりますよね笑

いかがでしたか？

今回は、掃除に関する不思議を取り上げてみました！

雪かきにほうきが使われる理由、そして、雑巾がけをしているシーンが多い理由。

どちらにも韓国ならではの気候が関係していました！

韓国ドラマのワンシーンを深掘りしてみると、このような面白い発見がありますね！

それでは、また次回も面白くてためになる韓国ドラマの不思議をお届けしていきたいと思います＾＾

どうぞ、お楽しみに～♪