【神戸市須磨区】人生の波に乗ってみよう! 縁起物も素敵な「綱敷天満宮」
神戸市須磨区にある「綱敷天満宮」をご存じですか。ご祭神の菅原道真公が、無実の罪で京の都から太宰府へ流される途中、須磨の浦に立ち寄り、漁師の作った円座で休憩されたそうです。979年、その当時の道真公の像を模して祀ったのがその始まりです。
境内にはご利益アップのスポット満載
こぢんまりとした境内には、ご利益が上がるスポットがたくさんあります。その一部をご紹介しましょう。
なすには花がすべて実を結び「成す」にも通じることから縁起が良いとされています。願いを込めて「なす」に腰かければどんな願いも叶えられます。
道真公がお休みになられたとされる漁網の円座を模した縁起物「綱敷の円座」です。この上に座れば、なんだか賢くなれそう気がします。
「波乗り祈願像」は、サーフボードを持った菅原道真公の像です。時勢の波に乗り夢がかなうことを祈願して作られました。昔から風光明媚な景勝地として親しまれている須磨の浦でサーフボードを抱える幼少時代の道真公をモチーフにしています。ほっと和む道真公の像にお参りすれば、人生の波にうまく乗れそうですね。
西側から境内に向かう坂に、サーフボード型の石畳があります。ここも人生の波乗りスポットです。
境内5か所に「成・座・波・愛・学」の「思うつぼ」が置かれています。
授与所で「願い玉」(800円)を入手し、つぼの口から玉を入れ、お祈りすると思いのままに成就するのです。願をかけた願い玉は、巾着に入れてお守りにすることもできるんです。
多種多彩なご朱印でパワーチャージ
綱敷天満宮のお楽しみは何といっても「月替わりご朱印」でしょう。
季節の風物や行事などの絵柄をご朱印にしています。2018年のお正月から授与しているので、すでに約50種類にものぼります。天満宮の梅の神紋と社印の下に、「夢咲く」と桜、「ひょうたんから駒」とひょうたん、「実を結ぶ」となすなど、前向きになれる言葉が素敵な絵柄に添えられていたり、干支をモチーフにしていたり。2021年は、古くから神社などで受け継がれてきた神代文字の「龍体文字」を描いています。これをオリジナルの記念品付で授与しているので毎月のように来る参拝者も多いとか。ご朱印好きなら、ぜひともゲットしたいですよね。
カラフルな見開きご朱印もおすすめ。今は全部で20種類もそろっています。
タイトルは、左上から七福神の夏休み、福かえる、開運招き猫。描かれた絵も和み系でかわいらしく、自然と笑みがこぼれてきます。
手のひらサイズのミニご朱印もかわいいでしょ。いつでもお守り代わりに持っておけそうです。
これらのご朱印はすべて郵送可能で、過去のものも送ってもらえます。
ご朱印、ミニご朱印(オリジナル記念品付)は、1回の発送につき、ご朱印初穂料1枚500円+発送手数料 200円、見開きご朱印は、初穂料1,000円+発送手数料 200円です。
まだまだある運気アップの縁起物
綱敷天満宮には、80種類以上もの多彩な御守があります。天神さまらしく、合格御守はもちろん、学業成就の御守は、国語、算数など科目ごとに用意されているのもユニークです。
こちらの神社ならではの御守を紹介しましょう。
「なす守り」は、なすの花は一つの無駄もなく実を結び、また「成す」と語呂が同じところから、努力はむくわれ願いは叶えられるというご利益があります。
サーフボードを模った御守。時勢の波に乗ることでさまざまな夢が叶うよう、一つひとつ心を込めて作られたオリジナルの御守です。カラーバリエーションも豊富で全8色あります。
波乗りシリーズは、他にストラップや絵馬などもあります。
ひょうたんは厄除、赤は生命力を増すといわれており、トイレに置いてご利益を受けることができます。
そのほか、色鮮やかな「開運だるま」や結ぶと「合格」の字が見える「天神さまの合格結びお弁当包み」など、新しい縁起物もいろいろそろっています。
いかがだったでしょうか。ご利益アップ、運気上昇のために毎月お参りしたい「綱敷天満宮」。ぜひ訪れて運気をアップしてください。
住所:神戸市須磨区天神町2‐1‐11
参拝時間:自由(社務所は9:00~17:00)
参拝料:なし
駐車場:20台(無料)
アクセス:山陽電鉄須磨寺駅より徒歩5分、JR須磨駅より徒歩8分
https://www.tsunashikitenmangu.or.jp/