卵は「少し加熱してから食べて下さい!!」料理人が必死の呼びかけ【たった1つの理由とは?】
こんにちは、板前のぱぷちゃんです!
皆さん「卵」は好きですか?私はこれまで、卵について数多くの記事を書きました。どれもかなりの好評で、皆さんが卵に対しての情熱が伝わりました。
そこで、今回も卵に関する面白いお話を持ってきました!
特に「卵かけご飯」をよく食べる方に見て欲しい内容となっております。
それはタイトルにも書いてますが「卵は少し加熱してから食べて下さい!」という事です。一体なぜか?詳しく一緒に見ていきましょう!
卵かけご飯は…
卵には「アミノ酸」や「タンパク質」など沢山の栄養が詰まっており「完全栄養食」と呼ばれたりもします。
そんな卵ですが、実は「加熱」次第で大きく栄養に差が出ます。私たちの朝ごはんの代名詞と言っても、過言ではない「卵かけご飯」確かに美味しいのですが、栄養面で見たらちょっと損をしているのです。
それはなぜか?
卵は生で食べると「タンパク質」全体の5割程しか、
吸収していないと言われています。
半分しか吸収してないのは、なんか損してますよね…。
では、加熱をすればいいの?
加熱は‥
「生」がダメなら…「加熱」すれば良いのか!
と思ってる皆さん、半分正解で半分不正解です。
加熱する事自体は合っていますが、重要なのは「加熱加減」です。卵は加熱し過ぎてしまうと「ビタミン」や「抗酸化成分」が大幅に減少してしまいます。
ビタミンに至っては…最大で60%もロスします!
つまり、卵は「生」だとタンパク質で損するし、かといって「加熱」し過ぎても損する!扱いが難しい食材なのです。
では、どうしたら良いんだ?
オススメの食べ方
卵の栄養を最も効率よく吸収できる食べ方は一体なんでしょうか?それは…
温泉たまご/スクランブルエッグ
いわゆる「加熱はするけど完全には火を通さない」調理法がベストです!
「卵かけご飯の卵を『温泉たまご』にアレンジしたり、普段はゆで卵を食べているなら、『スクランブルエッグ』に変えてみるのもオススメです!
スクランブルエッグを作る際には、フタを使用しましょう!フタを使用しないと、脂溶性ビタミンであるビタミンDが溶けた油と一緒に飛び散り、その結果、ビタミンDが60%まで減少します。
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