【富士宮市】朱色の彼岸花の上を飛び交うクロアゲハのコントラストが美しい『村山浅間神社』
車で走行中、土手などで彼岸花を見るようになったので、そろそろ『村山浅間神社』の彼岸花も開花しているのではないかと、訪れてみました。
村山浅間神社
『村山浅間神社』は、世界遺産富士山構成資産の一つです。
かつては富士山修験の拠点として栄えた富士山興法寺でした。
富士山興法寺は、明治の神仏分離令という神と仏を切り離すお触れの影響で、富士根本宮村山浅間神社と大日堂に分けられました。また廃止された末代上人を祀る大棟梁権現社は、村山の人々により氏神様として祀られるようになり、現在『村山浅間神社』の境内には、神を祀る浅間神社、仏を祀る大日堂、末代上人を祀る大棟梁権現社の3つのお堂があります。
彼岸花の名所
富士宮市内の彼岸花の名所と言えば、『村山浅間神社』と柚野にある『興徳寺』。
昨年の私の経験上、『興徳寺』よりも1週間ほど早く『村山浅間神社』の彼岸花が見頃を迎えていました記憶があります。
9月20日村山浅間神社の様子
『村山浅間神社』でもっとも彼岸花が咲く場所は、道路沿いの境内です。
駐車場に車を停めて歩いていくと、朱色に染まった境内が見えて来ました。
12日の時点ではまだつぼみだった彼岸花が、開花して境内を朱色に染めています。
今がちょうど満開のようです。
境内から一段低くなった道路からは、彼岸花を見上げるアングルで眺めることができます。
鳥居の横から写真を撮影していると、私の頭上をクロアゲハがふわりと飛んで行きました。
鮮やかな彼岸花に気を取られて気が付いていませんでしたが、彼岸花の周りにはクロアゲハがまるでダンスを踊るように舞っていました。
スマホを構えて、シャッターチャンスを狙っていると、なんとこんな近くで写真を撮る事ができました。
そして満開の彼岸花を満喫して、駐車場に戻ろうと歩き出すと、2頭のクロアゲハが見送ってくれるように、駐車場まで着いて来てくれました。
『村山浅間神社』の彼岸花は、今が見頃です。
朱色の彼岸花の上を飛び交うクロアゲハの美しいコントラストは、幻想的でした。
村山浅間神社
住所:富士宮市村山1151
アクセス:県道72号線を裾野方面に向かい、村山ジャンボスポーツパーク野球場手前に看板があり、左折
駐車場:南側に大型バス3台、小型乗用車33台、障がい者用駐車スペース1台あり