「血圧を高くする」5つの生活習慣!-血圧の仕組みから分かりやすく解説
ご覧頂きありがとうございます。
おがちゃん先生です。
今回は「血圧を高くする5つの生活習慣」をテーマに解説していきます。
今回の目次
- 血圧とは?
- 血圧が高い・低いと何が悪いの?
- 「血圧を高くする」5つの生活習慣!
- 高血圧を招かないためには?
- 動画で解説!
【1】血圧とは?
血圧とは、血液が流れるときに血管の壁の内側にかかる圧力のことです。
心臓が収縮した時の血圧を「収縮期血圧(または上の血圧)」、心臓が拡張した時の血圧を「拡張期血圧(または下の血圧)」といいます。
【2】血圧が高い・低いと何が悪いの?
まず、血圧が高い場合です。
血圧が高くても(高血圧)、特別な自覚症状がありませんが、放置するとじわじわと血管が傷つけられ、ボロボロになってしまいます。
すると、心臓・脳・腎臓などの大切な臓器に血液を届けることができず、様々な不調に繋がることがあります。
次は、低血圧です。
低血圧に関しても、極端に低くなければ特別な自覚症状がないことが多いですが、なかには下のような不調が起こる方もいます。
- 立ちくらみが起こりやすい
- めまいがする
- 朝起きれない
- 頭痛・動悸
- 疲れやすいなど
特に今回は「高血圧」に注目して進めていきましょう。
【3】「血圧を高くする」5つの生活習慣!
血圧は、血管の壁が硬くなったり、血管内を流れる血液量が増えると高くなります。
これを踏まえた上で、ここでは「血圧を高くする生活習慣」を"5つ"紹介します。
①塩分の摂り過ぎ
一般的な食塩には「Na(ナトリウム)」が多く含まれています。
そして、塩分の摂り過ぎから血液中のNaが増えると、浸透圧の関係で、血管内の水分量が増えることで血圧が高くなります。
②喫煙習慣がある
タバコに含まれる物質の作用により、血管が収縮します。
また、血管の老化(いわゆる動脈硬化)も進行させるため、血圧が高くなりやすいです。
高血圧は動脈硬化を進行させますが、動脈硬化も高血圧を助長します。
③ストレスが蓄積している
ストレスを感じると「交感神経」という神経の働きが亢進します。
これにより血管が収縮し、心臓の働きも活発化することで血圧が高くなります。
④運動不足や過食(肥満)
運動不足や過食では、肥満を招いてしまいます。
特に「内臓脂肪型の肥満」では、悪玉アディポサイトカインが分泌が増え、これらの作用により血圧が高くなりやすいです。
⑤お酒をたくさん飲む
アルコールの分解によって発生するアセトアルデヒド(有毒物質)は、血管を拡張させるため、一時的には低血圧になります。
しかし、毎日の飲酒や、1日の飲酒量が多いと高血圧となります。
お酒のおつまみには塩分が多かったり、アルコール過多になると中性脂肪が増加しやすいです。
【4】高血圧を招かないためには?
例えば、入浴などの急な温度の変化・排便・ストレスなどによっても血圧は変動します。
そのなかで高血圧を招かないためには、下のようなことを意識することが大切です。
- 塩分を摂り過ぎない
- 野菜・果物を食べる…ほうれん草などに多く含まれるカリウムはナトリウムの排泄を促進する
- 適度な運動
- お酒を飲み過ぎない
- 禁煙
- ストレス解消
- 肥満の解消
- 適切な睡眠…睡眠障害は高血圧を招きやすい
血圧は加齢ともに高くなりやすいです。
特に閉経後は女性ホルモンの減少から体に変化が起こりやすいので生活習慣を整えていくことが大切になります。
【5】動画で解説!
下の動画では血圧について解説していますので、ぜひご覧ください!
最後までご覧頂きありがとうございました。
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