【京都市】北区 京都御所の表鬼門を守る『赤山禅院』でまさる(神猿)から「方位除け」利益を授かる!
京都御所の表鬼門の位置にあたり「方位除け」や商売繁盛のご利益で知られるのが、比叡山の塔頭(別院)である天台宗「赤山禅院」。平安時代の仁和4年(888年)に、第三世天台座主 慈覚大師 円仁(えんにん)の遺命によって創建されました。
ご本尊は、赤山大明神(泰山府君)と伝わり、陰陽道の祖神(おやがみ)です。
赤山禅院は皇城表鬼門として都の方除けの寺、天台宗随一の荒行、千日回峰行の「赤山苦行」の寺、「五十(ごと)払い」の風習の始まりらしいですよ。「高津商会」の小道具たちが活躍する現代劇の映画や二時間ドラマ、現代劇ドラマなどでも耳にする「ゴトビ」のことだそう。
商売繁盛祈願に来られる方が多いのも頷けますね。
入ってすぐ見える拝殿の上には、「まさる」さんが鬼門を守ってくれてます。
使いでもあるお猿さんは「神猿(まさる)」と呼ばれ、皇城(京都御所)表鬼門の鎮守として「赤山禅院」の屋根から守ってくださってます。
明治以降、廃仏毀釈により今は見ることが少なくなった’神仏習合’が色濃く残るお寺です。
紅葉の名所である「赤山禅院」さん。
都七福神の一つ福禄寿神の寺でもあるので、大きなサイン色紙のような都七福神の御朱印用紙を持った人が多く行き来してました。
赤山明神(=福禄寿=泰山府君)は人の寿命や福禄を司る神様 です。
福禄寿神のお姿みくじもありますよ!
また他にも様々な大切な神様がいらっしゃいました。
金神社、歓喜天(聖天)もあります。
そして夫婦和合や縁結びでも知られる相生社もあります!
縁結びの絵馬は「おしどり絵馬」と言い、仲が良いといわれるおしどり夫婦が描かれています。その絵馬には太陽と月、そして北斗七星が描かれており、裏には男星名、女星名と名前をかくところがあります。
人型というのが、いかにも陰陽道っぽいですね!
日本気学発祥の地としても知られるそうです。
毎月4回、比叡山大阿闍梨の加持があるそうですよ!
商売繁盛の神として知られる「赤山禅院」さん。
拝殿の屋根の上で、御所の東北角・猿ヶ辻の猿と対応して安置されている、御幣と鈴を持ったまさる(神猿)さんにお守り頂いてることに感謝♪
赤山禅院
住所;京都市左京区修学院開根坊町18
電話番号;075-701-5181