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浦和レッズが好調の新潟を逆転で退けてリーグ戦3連勝を達成

椛沢佑一浦和フットボール通信編集長(さいたま市)

明治安田生命J1リーグ第5節。浦和レッズはホーム浦和駒場スタジアムに、昇格組のアルビレックス新潟を迎えての一戦となった。浦和レッズは開幕連敗と厳しいスタートとなったが、その後ホーム開幕のC大阪に2-1の逆転勝利。アウェイで神戸に1-0で勝利して連勝。2勝2敗に戻した。アルビレックス新潟もJ1昇格組ながら、ここまで2勝2分けの無敗と好調同士の戦いとなった。

試合序盤から新潟が勢いをもって試合に入ると、10分太田修介が右からのクロスをペナルティーエリアで受けると右足を振りぬいて豪快なゴールを決めて先制点を決める。浦和レッズも徐々にペースを取り戻すと、35分に相手ゴール前で大久保智明が落としたボールを酒井宏樹がこちらも豪快にゴールに蹴りこみ、1-1の同点に追いついた。さらに前半終了間際の47分にもコーナーキックからこぼれてきたボールを明本考浩がジャンピングボレーを決めて2-1。前半の内に浦和レッズが逆転して前半を折り返した。

後半は前半の撃ち合いとは一変して拮抗した展開に。浦和レッズもゲームを締めにかかって新潟に攻撃を許さず、試合はこのまま終了して2-1で逆転勝利。浦和レッズはこれでリーグ戦3連勝となった。

試合後に浦和レッズのマチェイ・スコルジャ監督は「今日は非常にいいチームを相手にベストパフォーマンスと言えない内容で先に失点したところから2点を取り、勝利できたのが良かったと思う。点を取った後は相手ペナルティーエリアのところで多くの危険な場面を作れた。特にセットプレーでそのような場面が見られたと思う。今日は両サイドバックが点を取る試合になった。それは嬉しいことだが、アタッカーたちにも今後のゲームで点を取ってもらえればと思う」と試合を振り返った。

マチェイ監督も「まだチームを作り上げていく途中の段階で、できあがっているとは言えない」とコメントする通り、まだベストではない状態の中で、結果を残しながらチームを作り上げることが出来ているのは今後に向けても大きなことだろう。

浦和フットボール通信編集長(さいたま市)

サッカーの街と人を応援するFANZINE「浦和フットボール通信」編集長。フリーマガジンを年5回発行。ウェブサイト「浦和フットボール通信」「浦レポ」「埼玉サッカー通信」で、浦和レッズの情報から、埼玉のサッカー情報、サッカーの街の情報を発信しています。また「浦和フットボール映画祭」など、サッカーイベントなどもプロデュースしています。

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