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自作カスピ海ヨーグルトを特濃4.4牛乳で作ったら絶品だった

大木奈ハル子/ていない東京で小さく豊かに暮らす40代

カスピ海ヨーグルトが好きなのですが、お値段が高いのがネック。

PB品の400ml入りが税抜で120円前後なのに、カスピ海ヨーグルトは税抜300円前後。

倍以上高い。

ちなみに、豆乳で作ったカスピ海ヨーグルト「まるごとSOYカスピ海ヨーグルト」はちょっと安め。

これは税抜で250円前後です。

豆乳とカスピ海ヨーグルトのいいとこ取りで、豆乳の味がするのにカスピ海ヨーグルトのまろやか食感が楽しめます。

豆乳フルーチェって感じで、とろーんとしておいしい。

先日、フジッコから出ているカスピ海ヨーグルトの種菌「手づくり カスピ海ヨーグルト種菌セット」をご提供いただいたので、カスピ海ヨーグルトを自宅で量産することにしました。

作り方は簡単。

種菌(粉末)を、牛乳パックに入れるだけ。

ヨーグルトメーカーも不必要で、5月の室温だと常温でまる1日放置しておけば勝手にカスピ海ヨーグルトが完成します。

豆乳に種菌を入れて豆乳ヨーグルトを作ることはできないそうですが、自作のカスピ海ヨーグルトを豆乳に入れると、豆乳ヨーグルトも作れちゃいます。

最初は豆乳ヨーグルトを自作しようと思っていたのですが、牛乳で作るよりも時間がかかるのと、市販されている「まるごとSOYカスピ海ヨーグルト」ほどまろやかに仕上がらず……。

ちょっと惜しい感じなので、さらなる試行錯誤が必要そうです。

やっと本題!濃厚4.4で作るカスピ海ヨーグルトは絶品

あれこれ楽しくヨーグルトを量産していくなかで、4.4牛乳(厳密には乳飲料)でカスピ海ヨーグルトを作るとめちゃくちゃおいしいことを発見しました!

牛乳パックに直接、種菌から作ったカスピ海ヨーグルトを入れて、こぼれないように手で口をふさいでシャカシャカしたら、あとは室温で放置するだけ。

牛乳ではなく乳飲料ですがカスピ海ヨーグルト問題なくできます。

濃厚で、すっぱさ控えめ、まろやかでとろけるようなヨーグルトが完成します。

その味わいの高級感ときたら「明治屋で1000円で買ったヨーグルトよ」とか言って出しても、バレなさそうなほど。

1リットルで税抜200円前後で売っているので、種菌の価格を含めなければ、安いPB品のヨーグルトと同じぐらいか下手したら安いぐらいで、ほっぺた落ちそうなヨーグルトが日常的に食べられる算段になります。

(とはいえ、「手づくり カスピ海ヨーグルト種菌セット」は実売価格税抜きで800円前後なので、継続して作り続けないとかえって高くつくのでご注意を)

マイブームはこの濃厚4.4で作ったカスピ海ヨーグルトに、冷凍フルーツミックスを乗せてオーケーストアのPB品のはちみつ(安い割においしい)をかけて食べること。

あと、ヨーグルトにナッツとはちみつで食べても、まろやか濃厚ヨーグルトに甘いとしょっぱいがマッチしておいしいです。

※記事内に記載したものの、さらに補足しておきます。カスピ海ヨーグルトの種菌だけはご提供いただき、あとは自費で購入しています。

東京で小さく豊かに暮らす40代

朝メニュー愛好家。都心の小さな1Rで夫婦暮らし中。「ささやかな贅沢」と「遊び心のある節約」をテーマにグルメ・カルチャー・ライフスタイルなど雑多に発信しています。東洋経済オンラインにて「チェーン店最強のモーニングを探して」連載中。ブログ「せまいえ(1ルームで2人暮らし)」運営。著書に「台所図鑑」

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