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「Jリーグのピッチ」に立ってみた! vol.2 鳥栖編「屋根で感じる名スタジアム」

2015年5月30日J1鳥栖ー浦和戦の前座試合「九州レジェンズースワーブス」にて

さあ、日本代表の話題から頭を切り替え、Jリーグへ! 

インターナショナルな国際Aマッチでなくとも、日本の国内リーグに語るべき魅力は多くある。

この週末は、浦和レッズがJ1リーグファーストステージ優勝を決めた。その浦和の選手も「プレーするのが楽しみ」と口にするスタジアムがある。佐賀県鳥栖市のベストアメニティスタジアムだ。週末の余韻も残るこの月曜のお昼時に、多く語られてきたスタジアムの魅力の「再発見」を。

多くのプレーヤーたちを魅了する「中規模の名スタジアム」にて、Jリーグの公式戦開催日にプレーする機会を得た。 

2015年5月30日 J1ファーストステージ第14節 サガン鳥栖ー浦和レッズの前座試合

「九州レジェンズーSWERVES」

芸能人サッカーチーム、非営利団体サッカー大好き集団「SWERVES(スワーブス)の一員として試合開始から30分ほど、左サイドバックとしてプレーした。スキマスイッチ常田真太郎氏、ナオト・インティライミ氏がプレーしたチームにあって、筆者の役割は「記録係」。Jリーグ公式戦開催日に、試合会場のピッチに立った印象を描くことにある。

”ふだん、取材者として、あるいはファンとしてスタンドから見るピッチを、逆の目線から見ると何が見えるのか"

ナオト・インティライミ氏はこの日、後半にヘディングでこぼれ球を押し込みゴール!
ナオト・インティライミ氏はこの日、後半にヘディングでこぼれ球を押し込みゴール!

つまり、試合中の選手はどうスタンドを感じ取っているのか。Jリーグ22年の歴史で、いままでなかった視点のレポートを描きたく。この日、共にプレーしたナオト・インティライミ氏は世界中を旅した経験を持つが、彼をして「世界最高級のスタジアム」と言わしめたベストアメニティスタジアム。そのピッチから見た風景は「格別」というよりほかなかった。

このスタジアム、よく知られる魅力が「駅近」「スタンドの傾斜(これが急で、ピッチを見下ろすようになり、試合が見やすい)」といった点だ。

これらのイメージを持ち、実際にピッチに立った。すると、その場ではこういった点に魅力を感じた。

「日本に数少ない”イングランド型スタジアム”」

「屋根の存在感」

どういうことかと言うと……

ピッチに入るまでは不安になり……

控え室までの通路。さすがこの傾斜も急!
控え室までの通路。さすがこの傾斜も急!

やっぱり試合前は「ビビり」が入った。サガン鳥栖側のホスピタリティたるやかなり豪華なもので、当日の「歓迎ぶり」がまるで選手と同じだったからだ。試合開始2時間前、15時にメンバーを乗せたバスがスタジアムの選手入り口に到着した。さすが急傾斜のスタンドで知られるスタジアム。控え室に向かう階段までもやや急だった。通路脇にはサポーターからの寄せ書きが入ったビッグフラッグが。ここでもうすでに妙なテンションになった。

すぐにメインスタジアム下の控え室に入った。そこで30分ほど思い思いにコミュニケーションを取ったり、ウェアを着替えたりした後、主将のスキマスイッチ常田真太郎さんから「集合」の声がかかる。メンバー発表があり、左DFとして名前を呼ばれた。

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同じくスタンド下の人工芝スペースでウォームアップを行うころには、気持ちがざわつきはじめた。目の前のピッチに立ったとき、どんな心情になるだろうかと。隣の控え室にいた、対戦相手の九州レジェンズの面々とも挨拶を交わした。山下芳輝さん、宮原裕司さん、小島宏美さん……完全に「昔、サッカー雑誌で見てました」という元Jリーガーの顔ぶれがいる。このチーム、5月4日には、ダヴィド・トレセゲ氏らがプレーした「ユベントスレジェンズ」を下していた。また、自チームSWERVESにも元JリーガーのGK小針清允さん、MF佐伯直哉らさんがいる。

相手はもちろん、味方の多くがプロ経験者。

そんな状況で、いざピッチに立つとどうなるんだろうか。弱点を隠しつつ、少しでもストロングポイントを発揮できるだろうか。そんな不安が襲い掛かってきた。

筆者自身、このチームで「Jリーグのピッチ」に立つのは4度めだ。うち2度は陸上競技用のトラックつきのスタジアム。フットボール専用スタジアムは2014年秋にプレーした栃木グリーンスタジアム以来だ。

「試合会場に足を運んで下さるきっかけとなれれば」常田真太郎氏の思いがチームの源に
「試合会場に足を運んで下さるきっかけとなれれば」常田真太郎氏の思いがチームの源に

5月8日、同じくSWERVESの一員として、甲府の山梨中銀スタジアムでプレーした際に「陸上のトラックがあると、試合中は意外とスタンドが目に入らないもの」「だからこそ試合後にスタンドとともに浮かび上がる周囲の山々が魅力」という内容を書いた。

すると、こんな意見をいくつか聞いた。

「おまえは怖がっていて、スタンドを見られないんだろう」

たしかに、そういった面はあった。筆者自身、学生時代には学校の土のグラウンドでしか試合をしたことがない。世のアラフォーのアマチュア選手にはありがちなことだ。そうなると、スタンドの視線をどう感じるかが怖くもあるのだ。「ビビッて空振りなどしてしまわないか」と不安で眠れなくなったりする。前座試合とはいえ華麗な舞台で人に観られてプレーするプレッシャーというのはとんでもない。

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そんなこんなで選手入場の時がやってきた。スタジアムDJに一人ひとり選手名を呼んでいただいた。ピッチにはチアガールがいた。写真撮影を終え、ピッチ中央で組まれた円陣が解かれるまで、なかなかスタンドを眺めることはできなかったが……

いざ左サイドのポジションに入ると、「怖い」という感情は吹き飛んだ。もう、吹っ切れざるを得ない。このスタジアムの構造の素晴らしさにすっかり酔いしれる時間を過ごした。

試合が始まると「屋根で吹っ切れた」

前半は鳥栖サポーターを背に、アウェーの浦和サポーターに向かう陣地でプレーした。前半2分くらいで一度ボールに触ると、より心理的に落ち着いてきた。すると周囲の状況がよりはっきりと掴めてきた。すぐ近くにあるバックスタンド、メインスタンド双方を意識しながら、爽快にプレーできたのだ。

左手のすぐ近くにあるバックスタンドのみならず、ピッチを挟んで遠くにあるはずのメイン側も目に入る。これは自分としても意外な現象だった。

屋根のせいだった。

ベストアメニティスタジアムは、メインスタンドの全域、バックは一階席の両端を除いて屋根が覆っている。Jリーグの選手たちからすると、特別に何かを感じるものではないかもしれない。しかし、こういった会場でめったにプレーできないアマチュアプレーヤーにとっては、屋根部分に相当なインパクトがあった。

ピッチのどこにいても、これが視野に入ってくる。スッと見上げると、屋根がある。

スタンドの延長線上にあるグレーの造形物。

これがピッチ上の選手と観客を結ぶ、”架け橋”のように感じられた。

こちら筆者のプレーした左サイドを、ピッチ内から試合後に撮影したもの
こちら筆者のプレーした左サイドを、ピッチ内から試合後に撮影したもの

前回の甲府編で書いたとおり、プレー中の選手は、試合中、想像以上にボールの行方と敵と味方プレーヤーの動きに集中する。また走り続けることにより、視野が狭まる。するとスタンドへの意識がどうしても遠のくのだが……この屋根ははっきりと、プレー中のプレーヤーの視界に入り、存在感を主張し続けた。するとピッチ上のプレーヤーはこんな考えになる。

"ピッチのどこにいても目に入るのだから、スタンドと、そこで観ていてくれる人たちは意識し続けよう"

前座試合の後に行われたメインイベント、浦和レッズ戦を終えた後に鳥栖主将の藤田直之に話を聞いた。そこで出てきた「一体感」という言葉の正体を知った思いだった。

「やっぱりこのスタジアムは雰囲気がいい。ウチのようなチャレンジャーの気持ちで戦うチームには、本当にいいスタジアムです。一体感が持ちやすい。声援もよく聞こえますし。後半の最後のほうのキツい時間帯、『声援のおかげで走れている』と感じられることも本当に多くて」

「日本で唯一」、鳥栖のすごさ

ではなぜ、屋根の存在をピッチから強烈に感じたのか。

試合後にこのスタジアムの構造を調べていたところ、ベストアメニティスタジアムについて、こんな文献にいくつか当たった。

「イングランドスタイルのスタジアム」(鳥栖市ホームページ)

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ベストアメニティ=イングランド型という言及は他にもいくつかあった。どうも、FIFAのスタジアム分類のなかで「英国型」も存在するらしい。これらの定義をざっとまとめると、「屋根つき箱型のスタンド」「メイン・バック・両ゴール裏が独立している」「スタンドが2層・3階建て」「急傾斜のスタンド」「ゴール裏の立見席(イングランドでは「テラス」と呼ぶ)」などの条件を備えていることだという。

確かに「イングランド型」は、日本には少ない。だから、J前座試合出場4試合目の筆者には強烈なインパクトがあったのではないかと。

J1からJ3までの52クラブのうち、サッカー専用スタジアムをホームとするのは21クラブある。うち、「4つのスタンドが独立した」「箱型」は14ヶ所だ。

NACK5スタジアム大宮、日立柏サッカー場 、IAIスタジアム日本平、藤枝市総合運動公園サッカー場、とりぎんバードスタジアム、盛岡南公園球技場 、あきぎんスタジアム 、栃木県グリーンスタジアム、ニッパツ三ツ沢球技場、長野県松本平広域公園総合球技場(アルウィン) 、ヤマハスタジアム 、キンチョウスタジアム 、ノエビアスタジアム、レベルファイブスタジアム。

しかし、「スタンドが2層」となると、「メイン・バック・両ゴール裏すべてが2層」なのはこのベストアメニティスタジアムのみ。ちなみに「ゴール裏のみが2層」というのは日立柏サッカー場(ゴール裏のみ)、IAIスタジアム日本平(同)、ヤマハスタジアム(同)の3ヶ所あるが。いかに鳥栖のスタジアムが日本のなかで特別かがわかる。

つまりは、「サッカー専用」で「メインとバックスタジアムに」「スタンドが2層の高さで屋根がついている」という風景だけでも、日本のほかのスタジアムにはまったく存在しえない風景、ということだ! さらには「アーチ型の屋根が多いなか、ここは直線型の屋根」という点も印象度で違いがあるのかもしれない(筆者自身、サッカー専用スタジアムでアーチ型の屋根を経験したことがなく)。強いて言うならば、片方のゴール裏が独立している南長野運動公園がこれに近い風景か。

甲府に続き、試合後ピッチ中央から人間の視野に近いといわれる50mmレンズで撮影
甲府に続き、試合後ピッチ中央から人間の視野に近いといわれる50mmレンズで撮影

写真のように、高い位置に、屋根と空との境界線をはっきりと感じられる。この感覚たるや、筆者にとっては「まったく見たことがないもの」だった。ちなみに、ベストアメニティスタジアムの最高の高さは「29.5m」。これは同等の中規模スタジアムであるレベルファイブスタジアムの「28.0m」やフクダ電子アリーナの「25.0m」を凌ぐものだ。大型の豊田スタジアムの「61m」には及ばないが、かなりのもの。

いっぽう、ベストアメニティスタジアムのスタンドの傾斜は「最大で40度」(鳥栖市HP)。これは国内では豊田スタジアムの「最大38度」を凌ぎ、トップレベル。ヨーロッパと比べても、かなりのものだ。

ベストアメニティ         29.5m/40°

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サンシーロ(本田、長友のホーム) 56.9m/25.2°

ルイジ・フェラリス(@ジェノバ) 37.7m/28.2°

オリンピコ(@ローマ/陸上トラック付) 21.0m/19.9°

デッレアルピ(@トリノ/同/旧ユベントスホーム) 16.8m/12.4°

(一部抜粋/ベストアメニティ部分やイタリアのスタジアム説明は筆者が追記)

:http://repo.lib.hosei.ac.jp/bitstream/10114/8508/1/12_k_m_ishizawa.pdf|法政大学大学院デザイン工学研究科紀要 Vol.2(2013 年 3 月) 法政大学

ローマ、ラツィオ、ユベントス(過去)のファンやプレーヤーが見てきたものよりも「幸福な角度」が鳥栖には存在するのだ! 

29.5メートルというと、一般的にいうと「8階から10階建てのビル」がピッチそばにあるようなものでもある。その頂上から屋根がピッチに向かって飛び出ているのだから、これが試合中に気にならないわけがない。

音響効果も特別!?

恵まれたスタンドについた特別な屋根。これがどうも、視覚のみならず聴覚でも特別な効果を生み出しているようなのだ。

ピッチに届く、スタンドからの声援だ。

両チームのサポーターともに、当然「本番の試合」がメインで、前座試合は流れに沿って歓声をいただく、というところだった(試合後、浦和サポーターの友人が個人的にコールしてくれたが!)。そのため、サポーターのチャントやコールなどの聞こえ方は、選手の証言に頼らなくてはならない。

浦和レッズGK西川周作には、「試合とは関係ないコメントで恐縮だが」と断ったうえでこのスタジアムの印象を聞いた。彼は、このスタジアムでの声援の聞こえ方の素晴らしさを口にしていた。

「アウェーだけど、すごく楽しみなスタジアム。埼スタの応援はもちろんすごい。いっぽうで、ここはここの良さがある。屋根のかたちからでしょうか、音がうまくこもって、声援が響く印象がある。なぜかとは説明できないけれど、ホーム、アウェー双方のサポーターの声がピッチに通る感じ。見ていてもスタンドの近さを感じますしね。サポーターの顔まではっきり見えるスタジアム。そういったところでは選手としては楽しみなスタジアムです。自分はGKなんで、アウェー側に行くといろいろ言われることがあって……それもまた、いいです。モチベーションになります」

試合前に何気なく撮った一枚にも、メイン・バック双方の屋根が写り込んだ
試合前に何気なく撮った一枚にも、メイン・バック双方の屋根が写り込んだ

サガン鳥栖の水沼宏太にも同様に話を聞いた。

「チャンスらしいチャンスじゃなくても、ホームで応援してくださる方々は、わっと沸いて下さるんです。自分たちがボールに対してひたむきに最後まで追い続ける姿に対しても同様です。上手いプレーじゃなく、泥臭くひたむきにやってるプレーに対しての反応をいただけるのが本当に嬉しいんです。やっててもっとやんなきゃ、と感じる。みんなで一緒に戦っているな、と感じられるスタジアムです」

この日、SWERVESでともにプレーしたナオト・インティライミさんもハーフタイムショーで歌った印象をこう口にしていた。

「音が抜けすぎもせず、篭りすぎもしない。ちょうどいい感じの屋根でした」

「アーチ型」ではない「直線型」の屋根。もしかしたら、この点が何かの違いを生み出している!? ぜひとも今後の研究課題にさせていただきたいところで。

サガン鳥栖の「使命」!?

ピッチから見るこの名スタジアムは、「屋根」からも満喫するもの。それが、視覚・聴覚の双方からこのスタジアム独特の一体感を生み出している。

この一体感が本当に選手を育てているのではないか。そんなことすら思った。この点は、決して資本力のあるほうではないクラブにとっての大きな財産のひとつだ。サガン鳥栖はたびたび、「J1でよく戦っている」と言われるが、躍進の理由のひとつとしても「スタジアムが選手を育てている」と言い切れる。実際にピッチに立つと、そう思えるくらいだった。

例えば、選手獲得の際にも「このスタジアムでやってこそ、選手は成長できる」と言い切り、ライバルクラブに差をつけられないだろうか。「屋根による音響の跳ね返りが何デジベルか?」「急斜面のスタンド、屋根がピッチ上の人間の視覚ではどう見えるか」といったデータを調べ上げたものを記して。すでに取り組んでいることかもしれないが。

この点は、優れたインフラを有するクラブだからこそ言い切れることだ。スタジアムが選手を育てる点を立証し、他のクラブとの競争に勝つ。このことにより、日本の他の地にもフットボール専用スタジアムが出来るムーブメントを巻き起こしていくこと。サガン鳥栖にはそんな使命もあるんじゃないか? 大げさにいうと、そんなことすら思った、この日の「Jリーグのピッチ」経験だった。

観る価値があり、プレーする価値のある場所! そこがベストアメニティスタジアム! 

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PS.九州レジェンズの面々はハンパなかったっす。

このピッチですっかり気分がよくなり、上手くなったつもりでいたが……左サイドバックのポジションで「分かっていても相手にやられる」ということの連続で。相手DFラインから前線にボールが入る。チョコチョコっとキープされるか、軽いボール回しをされるうちに、サイドMFにボールが入る。ここで我慢しきれず飛び込んだら終わり。「相手が来るのを見て、かわしにかかる」(小森田友明さん/元ギラヴァンツ北九州など)という相手にスッとかわされる。じゃあ、飛び込まずにプレーを遅らせようと一定距離を保っても同じこと。その間に右サイドバックの内藤就行さん(元鹿島アントラーズ、アビスパ福岡など)がサイドを駆け上がってくる。

赤21番が筆者で、相手5番が内藤さん。「
赤21番が筆者で、相手5番が内藤さん。「"3人目"が動かないでください!」

この「3人めの動き」なんて、ド下手草サッカーでは見たことなし。この内藤さんがまたハンパなく、「屈強な肉体の塊がサイドを駆け上がってくる」という感じ。さらにセンタリングまでの動きは、もはや「ピンポイントクロス製造機」。彼は同じことを幾度も、正確に繰り返せるようにできています。前半15分あたり、5分間で2度ほど軽ーくボールを回されて、右サイドで競走する羽目になった。必死にタックルしたが、まったく足にカスリもせず。息が完全に上がり、「今もう一回、俺のサイドにボールを出されたらとても恥ずかしいことが起きる」というピンチに陥った。前半終了のホイッスル後、内藤さんに歩み寄り、「やめてよもー」と言うしかありませんでした。

試合は3-3のドローで終了しました。

吉崎エイジーニョ ニュースコラム&ノンフィクション。専門は「朝鮮半島地域研究」。よって時事問題からK-POP、スポーツまで幅広く書きます。大阪外大(現阪大外国語学部)地域文化学科朝鮮語専攻卒。20代より日韓両国の媒体で「日韓サッカーニュースコラム」を執筆。「どのジャンルよりも正面衝突する日韓関係」を見てきました。サッカー専門のつもりが人生ままならず。ペンネームはそのままでやっています。本名英治。「Yahoo! 個人」月間MVAを2度受賞。北九州市小倉北区出身。仕事ご依頼はXのDMまでお願いいたします。

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