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経営者も「マルハラ」に過剰反応? 会社で起きる大混乱 #専門家のまとめ

横山信弘経営コラムニスト
(ChatGPT DALL-E 3 にて筆者作成)

LINE等で、句点「。」で終わるメッセージを送ると相手に威圧感を与える。これが今話題の「マルハラスメント(マルハラ)」だ。

「マルハラ」に過剰反応し、

「LINEやSNSで社内コミュニケーションするな」
「テレワークもやめだ。出社して対面でコミュニケーションしなさい」

と言いだす経営者も出ている。

今後も「マルハラ」のようなハラスメントが増えていくのだろうか? もしそうだとしたら、私たち経営者、マネジャーはどう若者とコミュニケーションをとるべきなのか? 関連記事をまとめてみた。

▼マルハラを認めてしまうと「ハラスメント」の深刻度が薄くなってしまうと警鐘を鳴らす

▼対策は『。』の代わりに、『!』や笑顔の絵文字を1つ付けるといい?

▼使い方に正解、間違いなどはない。LINEだけで親しくなろうとせず、相手への気遣いこそが求められる

▼最も安心する「了解です」の返信は?  → 「了解です。」ではなく「了解です!」

これらの記事を読めば、それほどナーバスにならなくていいことがわかる。語尾に句点「。」をつけず、「!」や絵文字にすれば問題はなさそうだ。マルハラ(マルハラスメント)が誤解される原因は、「ハラスメント」と呼ばれているせいもあるだろう。

テキストコミュニケーションにおける「エチケット」とか「マナー」の類と言えばいい。冒頭の記事にある通り、ハラスメントと表現するには、あまりにも軽い印象だ。パワハラやセクハラと同列に並べるべきではないだろう。

経営コラムニスト

企業の現場に入り、目標を「絶対達成」させるコンサルタント。最低でも目標を達成させる「予材管理」の理論を体系的に整理し、仕組みを構築した考案者として知られる。12年間で1000回以上の関連セミナーや講演、書籍やコラムを通じ「予材管理」の普及に力を注いできた。NTTドコモ、ソフトバンク、サントリーなどの大企業から中小企業にいたるまで、200社以上を支援した実績を持つ。最大のメディアは「メルマガ草創花伝」。4万人超の企業経営者、管理者が購読する。「絶対達成マインドのつくり方」「絶対達成バイブル」など「絶対達成」シリーズの著者であり、著書の多くは、中国、韓国、台湾で翻訳版が発売されている。

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